〈観光最前線〉病院で過ごす子供にVR旅行
2019年1月24日(木) 配信
地域で撮影された映像を、専用ゴーグルやスマホを利用して現実のように体感できる「VRコンテンツ」。同コンテンツを開発するジョリーグッドは昨年、東京都立光明学園の分教室「そよ風分教室」で、病院内で過ごす子供へのクリスマスプレゼントに“VR旅行”を届けた。
同社の社会貢献プロジェクトの1つで、子供らはVRで実在する観光地やテーマパークのほか、ラジオスタジオやブリの養殖などの仕事を体験した。動物園のコンテンツが人気を集め、子供らは赤ちゃんパンダやイルカの可愛さに大興奮。まるでその場所に行ったかのような“VR旅行”を楽しみ、病気を克服する目的や退院した後の「希望」をプレゼントできたという。
今も観光地の魅力がどこかの地で活躍しているのかもしれない。
【長谷川 貴人】