栃木最古の酒蔵「開華」 2月16、17日に酒蔵見学会開く
2019年1月22日(火)配信
第一酒造(島田嘉紀社長、栃木県佐野市)の酒蔵「開華」は、2019年2月16日(土)、17日(日)の2日間、今年で25回目となる「酒蔵見学会」を開催する。
□「酒蔵見学会」とは?
栃木県最古の酒蔵である第一酒造が開催する、年1回の酒蔵見学ができる予約不要のイベント。精米から始まる酒造りの全工程を、酒造一級技能士またはきき酒師有資格者による案内を聞きながら見学できる。当日限定しぼりたての試飲のほか、同社販売の商品数種類の試飲ができる。参加無料で、鑑評会出品酒が当たる大抽選会も参加できる。1人でも気軽に参加可能。
参加者は、酒造りが真っ只中のこの時期だからこその、酒蔵の香りや空気が感じられる。一般的に、仕込み最盛期を避け3月に開くことが多い酒蔵見学会だが、第一酒造ではあえて酒造りの全工程が行われるこの時期に開催している。
□平成最後の酒蔵見学会はここが一味違う!
今年の酒蔵見学会は、今までの酒蔵見学会からパワーアップ。平成最後となる2019年の酒蔵見学会は、平成元年1月に醸造した大吟醸酒(低温で30年間熟成)を特別試飲酒(有料)として提供する。丁寧な小仕込みから生まれた上品な吟醸香に、長期低温熟成が育む甘美な香りが加わり、かすかに淡い黄金色。生まれもった特徴を残しながら、30年の時を経たまろやかさが加わった、30年の極みだ。
また、昨年11月に大手クラウドファンディング「Makuake」で行ったクラウドファンディングで、Makuake史上最も多くの支援を集めた甘酒「糀の活力」の無料試飲を行う。米と米糀だけを使った甘酒に栃木県産柚子果汁が加わり、スッキリした甘味は「おいしいだけでなく、体にもよい」と大好評。現在未発売の同商品が無料で飲める絶好の機会だ。
さらに、昨年から開始した「酒粕詰め放題」「日本酒ガチャガチャ」「蔵人が育てた米で造った甘酒の無料試飲」「近隣菓子店とタイアップした酒蔵プリンの販売」など、日本酒が苦手な人も楽しめるようなイベントとなっている。
□第一酒造株式会社「開華」の3つのこだわり
1.県内で最も伝統のある酒蔵は、米作り340年の歴史
1673(延宝元)年創業と栃木県内で最も歴史のある酒蔵だが、創業時から農家でもあり、農業と酒造りが一体となって始めてきた。蔵元自社水田で、田植えから収穫まですべてを社員が行っている。
2.日本名水百選にも選ばれた、全国でも有数な佐野市の良質な仕込水
きれいな川水の条件は、山の地層が古く良く洗いさらされ、あまり溶け出さず、その山に木がよく生えている、いわゆる水源のかん養ができていること。関東平野の北端に位置し古生層から流れ出す佐野市の水は、日本名水百選に選ばれている。
3.卓越した技術者集団
杜氏資格の国家検定制度「酒造一級技能士」5人
栃木県で始まった「下野杜氏」(全十数人中)3人
独立行政法人酒類総合研究所認定「清酒の官能評価分析における専門評価者」1人
栃木県認定「とちぎマイスター」2人
お米の公式等級検査「食糧検査技師」3人
□会社概要
商号:第一酒造株式会社
責任者:代表取締役社長 島田 嘉紀
所在地:〒327-0031 栃木県佐野市田島町488番地
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