琉球の誇り首里城“奥”の世界「御内原エリア」が2/1(金)開園!
2019年1月25日(金) 配信
首里城公園で、2019年2月1日(金)から新たに「御内原(おうちばら)エリア」など首里城「奥」の世界が開園する。1月28日(月)~31日(木)までの4日間は、新規開園エリアの有料区域を無料開放。イベントなども開く予定だ。
□首里城公園 御内原エリア開園プレオープン
日時 :2019年1月28日(月)~1月31日(木)
入場口:淑順門(しゅくじゅんもん)より無料開放
※正殿等は通常どおり有料。
□琉球を司る3つの空間
琉球王国の政治、外交、文化の中心として威容を誇った首里城は、その役割から、3つの空間がある。
(1)正殿・御庭などを中心とした「行政空間」
(2)聖地として崇められた京の内を中心とした「祭祀空間」
(3)国王とその家族、女官達が生活した御内原(おうちばら)と呼ばれる「生活・儀礼空間」
1992年から正殿をはじめ順次公開エリアを拡大してきたが、今回(3)の「御内原」エリアが開園する。
□御内原とは
正殿の東側一帯は「御内原」と呼ばれ、国王とその家族、そこに仕える多くの女性が暮らす男子禁制の場だった。正殿を境に、西側が政治や外交を中心とした世界であったのに対し、ここは女性がすべて取り仕切るいわば「奥」の世界。このエリアには、城郭の東側に築かれた場内で最も高い物見台「東(あがり)のアザナ」があり、首里や那覇の街のみならず東シナ海を望むことができる。天気が良い日には東は久高島、西は慶良間諸島を見渡すことができる美しい風景がたん能できる。