「先見力のあるリーダーが勝ち続ける」 二宮清純氏、日本専門新聞協会の講演会に登壇
2019年1月31日(木) 配信
日本専門新聞協会(楢原茂理事長)は1月29日(火)、東京都内で「新春講演会」を開いた。スポーツジャーナリストの二宮清純氏が講師を務め、「先見力(性)があるリーダーが勝ち続ける」と強調。日本サッカー協会元会長の川淵三郎氏や元プロ野球選手で監督も務めた故星野仙一氏らの発言などを引用しながら「勝つリーダー」について語った。
二宮氏は、「情熱と大義、行動力を備えていることが、21世紀のリーダーの条件。この3点を持つ人が、閉塞状況を打開でき、未来に遺産や財産をきっちりつなげることができる」と話した。また、「リーダーの資質はぶれないこと」とし、「人は理屈や理論にはついていかない。最後は退路を断って、リスクを取ってでもやるというリーダーの決意と覚悟が無いと、ものごとは前に進まない」と語った。そのうえで「迷ったら、動け」という言葉を紹介し、講演を締めくくった。