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「福島イノベーション・コースト構想」公式ポータル 2月3日(日)開設

2019年2月1日
営業部:鈴木 克範

2019年2月1日(金) 配信

福島イノベーション・コースト構想推進機構は2月3日(日)、福島県浜通り地域などの産業を回復するため、新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクト「福島イノベーション・コースト構想」の公式ポータルサイトを開設する。

 同構想はおもに、1)廃炉、2)ロボット、3)エネルギー、4)農林水産の4分野におけるプロジェクトの具体化を進めるとともに、産業集積や人材育成、交流人口の拡大などを進めるもの。陸・海・空のロボット・ドローンの研究開発を行う研究開発拠点「福島ロボットテストフィールド」が昨年7月に一部開所するなど、各プロジェクトが具現化するなか、その内容や進捗を発信する。

新規ビジネスに有益なコンテンツ!

 本ポータルは、これまでの軌跡を時系列で追える「プロジェクトの現在」や「これまでの取り組み」についてマッピングを多用、誰でも容易に情報を知ることができるユーザーインターフェースとした。

 本構想に興味を持った人はもちろん、新たなビジネスに向けた情報収集をする際にも、有益な情報に容易にたどり着ける設計になっている。

実現のための基本的な方向性

 本構想の実現のため、以下の5つの方向性に基づき、国の事業と連携しながら、県と一体となって本構想に関連する取り組みを総合的に進めている。

拠点の整備及び研究開発の推進
 各拠点の着実な整備、研究開発の促進により、浜通り地域などに復興のシーズ(種)をまく環境づくりを進める。

産業集積の促進及び未来を担う教育・人材育成
 地域特性を生かした産業の集積やビジネス機会の創出を進め、本構想や復興・地域再生を担う人材育成に取り組む。

生活環境の整備促進
 帰還促進に向けた取り組みと連携し、浜通り地域などの産業集積の形成・活性化を支える生活環境整備に取り組む。

来訪者の増大による地域への交流人口の拡大
 新たな交流、ビジネス機会などの増加にもつながるようなイベントを実施し、交流人口拡大に取り組む。

多様な主体相互間の連携の強化
 本構想の理解や参加のきっかけを作るための「見える化」セミナーやシンポジウムなど情報発信を行いつつ、市町村、学校、企業などとの連携を強化する。

今後のイベント予定

■福島イノベーション・コースト構想「見える化」セミナー

 「農の世界のイノベーション」をテーマにとして、ITを駆使したイチゴの最先端栽培と研究に取り組むGRA代表取締役・岩佐大輝氏が基調講演を行うとともに、震災後の農業の再生や先端技術に関して理解を深めるパネルディスカッションを行う。

開催日時:2019年2月23日(土)午後1:30~4:00(開場午後1:00)
会場:ウェディングプラザ丸美(福島県田村市船引町船引上田中34-1)
参加申込締切:2月22日(金)

■ふくしまみらいビジネス交流会
 福島県浜通り地域において新規立地や研究開発などを実施・計画している企業がプレゼンテーションを行い、浜通り地域の地元企業とのビジネスマッチングを図ることを目的とした商談会を開催する。会場は「復興のシンボル」として、昨年7月に一部開所したJヴィレッジ。定員100人、参加費無料。

開催日時:2019年2月26日(火)午後1:30~5:00予定(開場午後1:00)
会場:Jヴィレッジ(福島県双葉郡楢葉町山田岡美シ森8)
申込締切:2月19日(火)

https://www.fipo.or.jp/business/guide.html
https://www.fipo.or.jp/business/guide.html

■福島イノベーション・コースト企業立地セミナーin東京
 福島県浜通り地域などの新たな産業用地、全国随一の優遇制度など、今後大きく向上する企業立地環境を紹介する。福島県いわき工場において最新鋭の設備でエンジンを生産している日産自動車の常務執行役員・早川敦彦氏が「ふくしま」の持つポテンシャルについて基調講演を行う。浜通り地域など15市町村の企業立地担当者と情報交換できる参加者交流会を併せて開催する。

開催日時:2019年3月13日(水)午後4:30~7:30予定(受付開始午後3:30)
会場:大手町プレイス カンファレンスセンター(東京都千代田区大手町二丁目3番1号)
申込締切:3月6日(水)

福島イノベーション・コースト 企業立地セミナー in 東京
http://www.jilc.or.jp/topics/0313_fukushima.html
財団法人日本立地センター

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