名称は「WATERStakeshiba」 JR東、芸術核に水辺を生かした複合型まちづくり推進
2019年2月7日(木) 配信
東日本旅客鉄道( JR東日本)はこのほど、東京都港区で進めている竹芝ウォーターフロント開発計画の名称を「WATERStakeshiba(ウォーターズ竹芝)」に決定した。併せて、開発情報や開業までのイベント情報などを発信するWebサイトも開設した。オフィスやホテル、商業施設が入る高層棟と駐車場棟を2020年4月、劇場棟を同年内にオープンする予定。完成後には、浜離宮を望む水辺の広場を囲み、商業、劇場、オフィス、ホテルからなる複合施設が誕生する。
竹芝ウォーターフロント開発計画は、JR東日本アートセンター四季劇場「春」・「秋」が培ってきた文化・芸術の発信拠点としての機能を核とする、水辺と浜離宮恩賜庭園を臨む立地環境を最大限に生かした新しいまちづくり。エリア内には、新設される四季劇場「春」・「秋」の2館と既存の「自由劇場」を含めて3館の劇場を集積。都心にいながら離宮や水辺の自然環境を感じられる公的な「広場」と「テラス」も配置し、人々が集い、交流できる空間を創出する。
名称ロゴ「WATERStakeshiba」は、「変わらない本質」や「都市」を感じさせるゴシック体の「WATERS」と、「文化・芸術」「波」や「自然」を感じさせる筆記体の「takeshiba」で構成している。「WATERS」の複数形の‘ S ’には、「この場所からつぎの豊かさを生みだそう」「世界の人が訪れたくなる竹芝をつくろう」という思いが込められている。