大学生の感性に期待
現地での体験を通して、大学生の視点から観光地の魅力や課題を分析し、自分たちで魅力ある旅行プランを旅行会社に提案する。JR西日本が地元自治体と連携して取り組む「北陸カレッジ」の報告会が先日、大阪市内であった。
参加した学生たちは、今年夏に現地を訪れ、美しい風景や伝統文化、そして人々のおもてなしに触れた。その経験をもとに生まれた4つのプランは、SNSを活用したものあり、女子ならではの着眼点ありで、なるほどと思う部分も多かった。
この取り組みは、商品化を目指しており、そのためにはもっと煮詰めなければいけない部分は多いだろうが、ぜひ若者のストレートな感性が生きた「旅って、やっぱりいいよね」と気付かせてくれる魅力ある旅行商品が生まれてきてほしい。
【塩野 俊誉】