成田国際空港、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と「東京2020 オフィシャルパートナー契約」締結
2019年2月25日(月) 配信
成田国際空港(NAA、夏目誠社長)と東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(森喜朗会長)はこのほど、「東京2020 オフィシャルパートナー契約(空港サービス)」を締結した。締結期間は、2020 年12 月31 日まで。
NAAは昨年、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた基本方針と具体的な取り組みをまとめ、空港施設の機能強化などを進めている。同社の夏目社長は、「現在進めている取り組みや、エンブレムなどを活用した成田国際空港での機運醸成を通じて、東京2020 大会の成功に貢献する」と力を込めた。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、羽田空港旅客ターミナルを管理運営する日本空港ビルデング(横田信秋社長執行役員兼COO、東京都大田区)ともオフィシャルパートナー契約を締結した。東京2020 スポンサーシップは「一業種一社」を原則とするが、IOC と協議したうえで、「空港サービス」カテゴリーでは特例として2 社が共存する。
組織委員会の森会長は「2空港が共存しながら日本ならではの良質なサービスをさらに高めていくことで、さらなるオール・ジャパンの機運が醸成していくことを大変うれしく思う。東京2020 大会の日本の表玄関である2つの空港を通じて20 年に日本を訪れる世界中の人々の第一印象が素晴らしいものとなり、安心・安全、そして空港ならではのおもてなしが記憶に残ることを期待している」と語った。