国内空港で初 成田国際空港、顔認証技術を用いた新しい搭乗手続き「OneID」を導入へ
2019年3月5日(火) 配信
成田国際空港(NAA)は2020年春から、世界最先端の顔認証技術を用いた新しい搭乗手続き「OneID」を導入する。国内空港での導入は初めて。利用者の搭乗までの手続きの負担軽減と待ち時間短縮を実現する。
搭乗者はチェックインなど空港での最初の手続き時に顔写真を登録することで、その後の手続き(手荷物預け、保安検査、搭乗ゲート)で搭乗券やパスポートを提示する必要がなくなる。また、搭乗券確認を行っていた保安検査場入口をウォークスルーで通過したあと、保安検査に進むことが可能で、搭乗ゲートも顔認証のみで通過できるようになる。
OneID導入予定ターミナルと参加航空会社は、第1ターミナル南ウイングで全日本空輸(ANN)と第2ターミナルで日本航空(JAL)。今後、参加航空会社・導入ターミナルを順次拡大する。