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VR忍者道場がオープン 刀や手裏剣が体験可能

2019年3月13日
編集部:木下 裕斗

2019年3月13日(水) 配信  

VRで忍者体験はいかが

Five for(谷川高義社長)は3月18日(月)、神田(東京都)に訪日外国人向けの体験型施設「VR忍者道場」をオープンする。3月11日(月)には、「『VR忍者道場』メディア関係者特別体験会」を実施した。

 内装は外国人がイメージする日本をコンセプトにした。更衣室には畳や障子、忍者衣装の収納には、つづらを使用している。「どんでんがえし」は全国に2カ所しかない仕掛けだ。

プレーヤーとゲーム画面を合成したようす

 道場ではVRを使用した戦闘ゲームや手裏剣の体験ができる。最大の特徴は同社の独自技術を用いた、プレーヤーとゲーム画面の合成。同伴者は実際にプレーヤーがゲームの中にいるかのように見える。同社の佐々木峰宏店長は「敵の位置を教えたり、応援できるので待ち時間も楽しんでほしい。同伴者の体験も振り返れるので、終了後には楽しい思い出を語り合える」と説明した。

 道場には、数多くのフォトジェニックなスポットを用意している。甲冑や弓と撮影が可能で、画像をSNS(交流サイト)に投稿した人には、紙製の手裏剣をプレゼントする。

 佐々木店長は「全国に欧米豪を対象にした、子供と遊べる施設が少ないことに着目した。訪日外国人観光客に人気の秋葉原と、東京駅からのアクセスが良好な神田で、一緒に来た人との想い出を残してほしい。将来は神田を忍者の町にしたく、忍者衣装のレンタルや飲食店と連携をしている。言語の追加も検討中」と語った。

 オープニング価格は大人と子供、共に6500円(税抜)で、所要時間60~90分。場所は神田駅から徒歩5分程で、和装飾の建物が目印だ。とくに、6歳以下の子供は目の成長に悪影響を与える可能性があるので、同社は保護者の同意書を求める。なお、日本人は貸し切りでの利用に限る。

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