「西九州のハブ都市」へ 旗印の新キャッチとロゴを制作 佐賀県武雄市
2019年4月1日(月) 配信
九州新幹線西九州ルートの暫定開業を2022年度に控えるなか、「西九州のハブ都市」を目指す佐賀県武雄市では、市民が主体となり、今後のまちづくりの旗印となるキャッチコピーとブランド公式ロゴマークを新たに制作した。
新キャッチコピー「それ、武雄が始めます。」は、地元の中・高・大学生や市民、市職員らが、コピーライターの中村禎さんと一緒に、まちの魅力や、目指すべきまちのあり方などについて議論を重ね、昨年11月に生み出した。“あったらいいな”“こうしてほしいな”と思う、さまざまな“それ”を、誰か任せではなく、市民一人ひとりが考え、行動していこうという「全員アイデア・全員アクション」の意思が込められている。
さらに、今年3月には、新キャッチコピーを、よりわかりやすく伝えるブランド公式ロゴマークも決定。全403点の応募作品のなかから、市民らの投票で選ばれたロゴには、新しいことにチャレンジするワクワク感が表現されている。
3月16日に行われたロゴ発表会で、同市の小松政市長は「新たなキャッチコピーとロゴは、市民の皆さんが考え、選んだもの。市民一人ひとりが、武雄をよくするために、自分たちの手で新しい何かにチャレンジする。そんな気持ちを持ってもらえるよう、しっかりと浸透させていきたい」と抱負を述べた。
今後は新キャッチコピーとロゴマークを、市の宣伝活動はもちろん、土産品のパッケージに掲載するなど、民間にも広く活用してもらい、全国に向け、武雄ブランドの浸透をはかっていく。