2020年夏、熱海に「プリンス スマート イン」開業へ
2019年4月1日(月) 配信
プリンスホテルは2020年夏に、熱海駅から徒歩約3分の伊豆箱根バス熱海営業所跡地で、「プリンス スマート イン 熱海」をオープンすると発表した。客室数は125室(ダブルルーム62室、ツインルーム63室)で、標準客室面積は18平方㍍となる。個人旅行化や若年化の進む熱海で、ICT・AIを活用した最先端のサービスを提供し、快適で機能的な空間を提供していく。
「プリンス スマート イン」は、同社が新たに展開する次世代型宿泊特化ホテルブランドだ。コンセプトは、“イノベーションを追求する宿泊特化型ホテル”。中長期な目標として、国内100店舗の展開を予定している。
近年熱海は、再び人気の観光地として注目を集めている。全盛期から一時は半数にまで落ち込んだが、2017年度には年間宿泊客数が300万人を超え、5年連続で増えている。とくに若年層の宿泊者が増加傾向にある。
さらに現在7人以上の団体は全体の宿泊者のうち約8%にとどまり、夫婦やカップル、家族旅行が6割以上を占め、女性グループも約2割を占めるなど、FIT(個人旅行)化が進んでいる。