ブッキング・ドットコム ジャパン10周年イベント開く 国内掲載室数は94万室超え
2019年4月10日(水) 配信
ブッキング・ドットコム・ジャパン(アダム・ブラウンステイン代表)は2019年4月に10周年を迎える。4月10日(水)に東京・渋谷で「Booking.com Japan設立10周年記念プレスイベント」を開き、10周年を記念したキャンペーンなどが発表された。
国内初のオフィスは09年に東京・渋谷に開設した。当初スタッフは2人だけだったが、現在は全国6カ所のオフィスとスタッフ350人まで拡大した。掲載室数は開設当時の数百件から94万室を超えた。
本社は1996年にオランダ・アムステルダムで設立した。現在は世界228国・地域に予約でき、世界70カ国に支社がある。対応言語は43言語で、総掲載室数は2800万室となった。これまでチェックインした延べ人数は30億人以上で、毎日155万件の予約があるという。とくに民泊分野が急成長しており、18年に世界での総収入は28億米㌦に達した。
アダム・ブラウンステイン代表は同日の会見で、「10年間でたくさんのことを学び、多くの変化を目の当たりにしてきた。これまでの成長は、お客様やパートナー施設協力あってのこと。日本における実績をうれしく誇りに思う」と喜びを語った。
ブッキング・ドットコムのギリアン・タンズCEOはビデオメッセージで、「日本は非常に重要な市場であり、日本人旅行者も利用することが増えている。日本は文化と歴史、自然など世界に誇れるものがある。国内でイニシアチブをつかみ、今後も観光振興に寄与していきたい」と今後10年の抱負を語った。
一方、10周年CPは4月10日から始める。CPコード「ANNIVERSARY10」を入力し、5月31日までに新たな宿泊予約を完了すれば、次回から使える€10(約1250円)のポイントを1千人にプレゼントする。
なお、イベントにはタレントの関根麻里さんとお笑いコンビのアルコ&ピースさんらも駆け付けた。関根さんからは、アダム・ブラウンステイン代表に記念の花束が贈呈され、会場はお祝いムードに染まった。
□ブッキング・エクスペリエンス拡充
旅先でのアクティビティを予約できる「ブッキング・エクスペリエンス」はこれまで、世界124都市で展開してきた。
日本では18年4月に東京と大阪、京都で始めたが、19年4月下旬から沖縄にもエリアを拡大すると会場で発表があった。定番のダイビングなどのマリンアクティビティのほか、「沖縄料理体験」や「シーサー作り」など沖縄の文化体験も楽しめるようにする見通しだ。