test

KNT-CTが近畿大学と包括連携協定調印式を実施

2019年4月15日
編集部:入江千恵子

2019年4月15(月) 配信

KNTーCTホールディングスの丸山社長(左)と近畿大学の細井学長

KNT―CTホールディングス(丸山隆司社長、東京都新宿区)は2019年4月11日(木)、近畿大学と包括連携協定調印式を行った。14学部18学科を有する総合大学と連携することで、互いの特性を生かしながら新しい価値の創造を目指していく。締結日は2019(令和元)年5月1日(水)とする。

 具体的な取り組みとして、近畿日本ツーリスト関西の東大阪営業所で近畿大学の産学連携商品のマンスリー展示(7月開始予定)やインターンシップを行う。学生は同社社員による講義を受講後、インターンシップで旅行プランの企画や添乗を通して実学体験を行う。また、マグロの養殖を行う近畿大学水産研究所の一般向け見学ツアーの企画も検討中で、同社のブランド力アップを目指す。

 調印式の中で、KNT―CTホールディングスの丸山社長は「当社の知識や経験と、近畿大学が持つ知的好奇心や感性が、旅行という枠を越えた成果が生まれるものと期待している」と語った。さらに近畿大学の細井学長は「日本を代表する旅行ブランドを有するKNT-CTホールディングスとの包括連携協定締結を大変うれしく思う。学生の若い感性を取り入れ、 幅広く全国的な展開を期待している」と述べた。 

包括連携協定のポイント

 ● 近畿日本ツーリスト関西の営業所を近畿大学の産学連携成果PRの学外拠点とし、 特徴のある店舗を実現
 ● 近畿大学の建学の精神である「実学」を実践する場としてのインターンシップを実施するとともに、 若い感性を取り入れた旅行企画を取り込み、 多様化する旅行業態にいち早く対応
 ● 互いの強みを生かした旅行企画の創出。 大学が長年培ってきた養殖技術と総合旅行会社としてのノウハウを融合させ、 ユニークな企画を提案していく

具体的な取り組み

 (1)近畿日本ツーリスト関西 東大阪営業所のスペース有効活用
 目的:地域への情報発信の場として営業所を活用、 地域の企業・大学としての知名度を上げブランド力向上の相乗効果をはかる。
 内容:近畿大学の産学連携商品のマンスリー展示、 学園祭などの学園行事の告知スペースとして活用。 2019(令和元)年7月開始予定。

 (2)インターンシップの実施
 目的:インバウンドの増加、 多様化する旅行形態に対応するため、 若い感性を旅行業界に取りいれるとともに、 近畿大学の建学精神「実学」を踏襲したインターンシップに学生を参加させることにより、 双方のスキルアップをはかる。
 内容:近畿日本ツーリスト関西の第一線で活躍する社員によるオムニバス式講義「現場からの観光論・旅行論(仮)」を学生に行ったうえで、 夏休みを利用し、 インターンシップを実施する。 実際に旅行プランの企画を行い、 可能であれば添乗体験なども通して現場を学び、 実学体験の場とする。2020年度開始をめどに調整。

 (3)近畿大学水産研究所見学ツアーの企画化
 目的:旅行企画のノウハウを持つKNT-CTと マグロの完全養殖という技術を持つ近畿大学がコラボレーションし、 一般向けの見学ツアーを検討。 商品化することでさらなるブランド力アップを目指す。
 内容:近畿大学水産研究所(白浜・串本)の見学や、 さまざまな養殖魚の成育状況を見学し、 養殖魚の理解を深める。 開始時期未定。  

会社概要

■所在地 :東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 新宿住友ビル
■設  立  :1947(昭和22)年
(平成25年1月1日に持株会社化に伴い「近畿日本ツーリスト株式会社」から商号変更)
■グループ社員数:6897人(2018年3月31日(日)現在)
■事業内容:グループの経営戦略・経営管理

大学概要

■所在地 :大阪府東大阪市小若江3丁目4番1号
■代表者 :理事長 清水由洋
■設  立:1925(大正14)年
■教職員数:9788人(学園全体)
■学生数 :5万3379人(学園全体)
■事業内容:大学院・大学・短期大学及び、 高専、 専門学校 高校、 中学校、 小学校、 幼稚園、 病院の運営※いずれも2018年5月1日(火)現在

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。