HIS、レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年特別企画 「最後の晩餐」貸し切り鑑賞ツアー発売
2019年4月15日(月) 配信
ルネサンス期に活躍したイタリアの芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチが1519年に67歳で亡くなり、500年になる今年は、イタリアをはじめとして世界中で関連の特別展やイベントなどが開かれている。 エイチ・アイ・エス(HIS)関西事業部はこのほど、没後500年の特別企画として「最後の晩餐」を貸し切りで鑑賞できるツアー「ダ・ヴィンチの休日イタリア6日間」を売り出した。
日程は、関西国際空港→ベネチア(1泊)フィレンツェ(1泊)ピサ(1泊)ミラノ(1泊)→機中(1泊)→関西国際空港。食事はダ・ヴィンチも設計に携わった運河が張り巡らされたナヴィリオ地区でのディナーを含む8回を用意する。
出発日は2019年6月25日(火)、 7月16日(火)、 8月6日(火)。ツアー料金は24万9800~29万9800円で、別途燃油サーチャージが必要(目安:2万1360円)となる。
企画1:世界遺産サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会で「最後の晩餐」貸切鑑賞
・イエス・キリストの最後の晩餐の情景を描いた、高さ4.2m幅9.1mの巨大な壁画。通常、見学時間・人数に制限があり、チケットは取りづらい。今回は貸し切りとしたことで、日本語で解説を聞きながら鑑賞できるようにした。
企画2:世界遺産ウフィツィ美術館にて「受胎告知」「東方三博士の礼拝」「キリストの洗礼」鑑賞
・ダ・ヴィンチ初期の傑作といわれる「受胎告知」をはじめ所蔵のダ・ヴィンチ作品が3点ある。
企画3: 世界遺産アカデミア美術館にて「ウィトルウィウス的人体図」鑑賞 (※6月25日出発限定)
・1487年ごろ描かれた理想的な人体図のドローイング。常設展示はされていないが、没後500年の今年は4月19日~7月14日の期間限定で公開される。 6月25日出発限定でこの人体図を見学できる。
※追加代金で、さらに3つの博物館にご案内する「ダ・ヴィンチプラン」にアレンジすることも可能。
▽ダ・ヴィンチプラン(追加代金:1人1万円)
1.アンブロジーナ絵画館…1609年に世界最初の公共絵画館として開館した。ダ・ヴィンチの「音楽家の肖像」や直筆のメモ、「アトランティコ手稿」を所蔵。
2.スフォルツェスコ城…ミケランジェロの未完の傑作「ロンダニーニのピエタ」が有名なレンガの城壁が印象的な城で、ダ・ヴィンチが手掛けた「アッセの間」が2019年5月2日~2020年1月12日の期間限定で公開される。
3.レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館…中世の修道院を改装したダ・ヴィンチに関する膨大な資料が展示されている博物館。