星野リゾート 台湾・台中に進出 「星のやグーグァン」を開業へ
2019年4月16日(水) 配信
星野リゾート(星野佳路社長)は6月末~7月末までに、台湾・台中の郊外にある温泉地グーグァンに「星のやグーグァン」をオープンする。同社が台湾で初めてプロデュースするラグジュアリー温泉リゾートで、コンセプトは「温泉渓谷の楼閣」だ。星のやバリ(インドネシア・バリ島ウブド)に続いて、2軒目となる海外施設だ。
4月16日(水)に開いた会見で、星野社長はグーグァンを選んだ理由として、「日本にはあまりない『湯量と高い温度、水量』が魅力的。すべての客室に、源泉掛け流しの半露天風呂を設けられる」と説明した。
同ホテルは台中駅から車で90分の場所。富士山よりも高い山々に囲まれている。「自然豊かな場所なので風が通り抜け、山を眺めながら温泉に入れる」と魅力を強調した。
客室は50室で、広さが75~216平方㍍。ほとんどの客室がメゾネットになっており、温泉フロアを設けている。料理は日本料理を提供する。素材は台湾のものを使用する。「新たな食の魅力に出会える」(同社)という。従業員は現地で採用。開業に向けて日本で研修を受けている。具体的な開業日と予約受付開始日は、5月上旬に決定する予定。
星野社長は「将来は日本人を含む外国人旅行客にも訪れてほしい」とアピールした。
□ホテル概要
施設名 :星のやグーグァン
所在地 :台湾台中市和平区博愛里東關路一段温泉巷16号
交通 :台北松山空港より台北駅で乗り換え、高速鉄道台中駅から車で約90分
客室数 :50室(全室半露天風呂付)
付帯施設 :大浴場、プール、スパ、ダイニング、ガゼボ、ライブラリーラウンジ、など
チェックイン :午後3:00
チェックアウト :午後12:00
宿泊料金 :1泊1室6万5千円~
開業 :2019年初夏(予定)
予約受付開始 :2019年5月中旬(予定)