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日本初の「アグリツーリズモリゾート」2019年秋、那須に開業

2019年4月17日
営業部:野田 雄

2019年4月17日(水) 配信 

星野リゾート リゾナーレ那須

星野リゾート(星野佳路代表、長野県軽井沢町)は2019年秋、栃木県那須町にリゾートホテル「星野リゾート リゾナーレ那須」を開業する。同ホテルは、リゾナーレブランドとして4施設目の開業となり、那須の魅力とリゾート滞在を組み合わせた日本初の「アグリツーリズモリゾート」を目指す。

「アグリツーリズモ」とは

 イタリア語でアグリクルトゥーラとツーリズモの造語で、都会の喧騒から離れその土地の農体験や自然体験、文化交流を楽しむ観光のかたち。ヨーロッパ発祥と言われ、イタリアを中心とする世界各国で楽しまれている。  

コンセプト

 栃木県那須エリアは、那須連山が広がり自然豊かな環境にあるため、高原野菜やハーブなどさまざまな農作物の生産活動が盛んな地域となっている。また、四季折々の那須の大自然を身近に感じ、年間を通してさまざまなアクティビティを楽しむことができる。そこで、地域の生産活動に触れる体験を軸に、リゾートホテルでの食事とさまざまなアクティビティを加えることで、那須の魅力とリゾート滞在を組み合わせた新たな旅のスタイルを発信したいと考え、敷地内で運営する畑やアクティビティ施設などを拠点とし、季節ごとに変わる那須の情景とともに自然を遊びつくす「アグリツーリズモリゾート」を提案する。

施設紹介

 那須岳の山裾、標高約500㍍に位置し、約4万2千坪の敷地に、宿泊棟・農園「アグリガーデン」・アクティビティ施設「POKO POKO」・2つのレストランで構成されている。東京から新幹線とバスで約1時間半という立地にあり、農作物を育む地域の風景に親しみながら、アグリツーリズモを楽しめる。

宿泊棟:天然生林が広がる3つの宿泊棟エリアに全43室の客室が点在する。エリアによって異なる自然の景色を楽しみ、その時期ならではの時間を過ごすことができる空間となっている。

アグリガーデン:アグリツーリズモリゾートの中心となるアグリガーデンでは、畑と温室のグリーンハウスがあり、1年を通してさまざまな農作物を育てる予定となっている。種まきから収穫体験、ワークショップなどを通じて、その時期にしか体験できない農作物の魅力の再発見を提案する。

POKO POKO:大人も子供も夢中になり自然を遊ぶアクティビティを提供する場所となっている。屋外の広場では、春夏秋冬それぞれのテーマを設けて、自然と一体になりながら楽しむアクティビティを計画している。屋内には、BOOKS&CAFEとネット遊具ゾーンの2つのゾーンがある。BOOKS&CAFEは、カフェやライブラリーに加え、採れ立て野菜を使って作るピザ用の石窯を設ける。ネット遊具ゾーンは、全長約6.5㍍の網を張り巡らせた空間で、全身を使って遊ぶことができる。

2つのレストラン:「メインダイニング」では、アグリガーデンで収穫される野菜やハーブを使ったイタリア料理をコースで提供し、「ビュッフェレストラン」は、野菜をテーマにしたビュッフェスタイルの料理を提供する。

施設概要

施設名:星野リゾート リゾナーレ那須

所在地:〒325-0303 栃木県那須郡那須町高久乙道下2301

施設構成:客室、メインダイニング、ビュッフェレストラン、アグリガーデン、POKO POKO、大浴場、スパ

客室数:43室

料金:1泊朝食付2万1千円~(2人1室利用時1人当たり、税込)

アクセス:JR東北新幹線「那須塩原駅」から送迎バス40分、東北自動車道黒磯板室I.C.から30分

開業時期:2019年秋(予定)

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