楽天、旅行関連本ランキング発表 東京と大阪の違い顕著に
2019年4月17日(水) 配信
楽天(三木谷浩史会長兼社長)はこのほど、運営するオンライン書店「楽天ブックス」の2019年1~3月の売り上げデータをもとに、「購入エリア別 旅行関連本ランキング」を発表した。東京都のトップ20のうち海外旅行本が66.3%を占めたのに対し、大阪府では地元旅行本が69.2%を占めた。東京都と大阪府の違いが顕著なだけでなく、各エリアでもそれぞれの地域特性が明らかになった。
各エリアでみると、北海道・東北はトップ20のうち11タイトル、売り上げ冊数ベースでは54.3%が地元旅行本だった。「5月の気持ちの良い季節にツーリングをしようという人も多いのか、ツーリング関連の本が3冊ランクインしていた」という。
関西はトップ20のうち14タイトル、売り上げ冊数でみると68.6%を地元旅行本が占めた。海外旅行本の割合はわずか2.7%で他のエリアと比べて圧倒的に低かった。首都圏はトップ20のうち12タイトル、売り上げ冊数ベースでは61.6%が海外旅行本で、国内旅行本は13.2%と他のエリアと比べ唯一20%を下回った。
首都圏に次いで海外旅行への関心が高かったのは、九州・沖縄。トップ20のうち8タイトル、売り上げ冊数ベースで40.1%が海外旅行本だった。一方で、国内旅行本も30%を超えるなど、国内外の旅行を楽しむ人が多いようだ。
楽天ブックスでは、「2019年版 旅行ガイド特集ページ」を設けている。下記から閲覧可能
※エリア:北海道+東北(北海道/青森/岩手/宮城/秋田/山形/福島)▽首都圏(埼玉/千葉/東京/神奈川)▽東海(岐阜/静岡/愛知/三重)▽関西(滋賀/京都/大阪/兵庫/奈良/和歌山)▽九州+沖縄(福岡/佐賀/長崎/熊本/大分/宮崎/鹿児島/沖縄)
※計算方法:2019年1月1日から2019年3月31日までに販売された旅行関連本の販売データを基に独自集計