〈観光最前線〉帰ってきたギターの神様
2019年4月20日(土) 配信
私の一番好きなギタリストであるエリック・クラプトンが、1974年10月の初来日公演から数えて通算22回目、3年ぶりに来日した。
今回の来日公演は日本武道館での5日間のみで、前売券の発売開始前から追加公演はないとアナウンスされていた。年齢、体力的にも無理のないペースでという配慮もあったのではないだろうか。
今年3月に74回目の誕生日を迎え、平成最後の年の最後の月に、再び日本の土を踏むことになった。4月1日に発表された新元号が「令和」と聞いて、すぐ頭に思い浮かんだのがこのクラプトンの名曲「いとしのレイラ」だった。
私は4月20日の武道館最終日に参戦する予定だ。70歳を超え、さらに円熟味が増したクラプトンの泣きのギターをこの胸にしっかりと焼き付けておきたい。
【古沢 克昌】