静岡県立美術館、「屏風爛漫」展開催へ 300年にわたる屏風の名品が一堂に会す
2019年4月19日(金) 配信
静岡県立美術館はゴールデンウイーク最終日の5月6日(月・祝)までの期間限定で、「屏風爛漫」展を開いている。
伊藤若冲の「樹花鳥獣図屏風」をはじめ、桃山時代から現代までの300年にわたる屏風の名品が一堂に会す。
屏風は絵画である前にまず調度品であり、間仕切りや風よけとして人々の生活のなかにとけ込んでいた。一方で、「こうしたモノとしての特徴は、そこに描かれる絵にも影響を与え、屏風絵ならではの魅力ある造形を生み出してきた」(同館)という。
今回は屏風のカタチや機能に注目しながら、この楽しみ方を再発見できるよう企画。同館は「花開く屏風絵の世界をぜひご堪能ください」とコメントした。
□「屏風爛漫」展概要
展覧会名:「屏風爛漫-ひらく、ひろがる、つつみこむ-」
所在地:静岡県静岡市駿河区谷田53-2
アクセス:JR東海道線「草薙」駅県大・美術館口から、徒歩約25分またはバス約6分▽静岡鉄道「県立美術館前」駅南口から、徒歩15分またはバス約3分
開館時間: 午前10時~午後5時30分(展示室への入室は午後5時まで)
休館日:毎週月曜日【※4月29日(月・祝)と、5月6日(月・祝)は開館】
観覧料: 一般800円(600円)、70歳以上400円(300円)、大学生以下無料【※( )内は前売・20人以上の団体料金】
主催者:静岡県立美術館
関連行事:館長美術講座「屏風は絵なのか道具なのか」…4月21日(日)午後2時~午後3時30分(開場午後1時30分)▽講師は木下直之(当館館長)▽聴講無料▽申込不要先着順(定員40人程度)