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東京駅前の「ホテル龍名館東京」が“和”を取り入れた新客室に改装

2019年4月23日
編集部:入江千恵子

2019年4月23日(火) 配信

ホテル龍名館東京 外観

 ホテルやレストラン運営を行う龍名館(浜田敏男社長、東京都千代田区)は、東京駅前のミシュラン掲載ホテル「ホテル龍名館東京」の一部客室を改装し、2019年6月4日(火)から利用可能になると発表した。「東京駅から最も近いモダン旅館」をコンセプトに新しいデザインルームを設け、「ホテル」と「旅館」が融合した客室が誕生する。

  「ホテル龍名鑑東京」は東京駅八重洲北口から徒歩3分の場所にあり、直近の稼働率は90%と高く、うち52%は外国人宿泊者が占めている。2020年に向けて東京でホテル開業ラッシュが続くなか、顧客満足度の向上を狙うのが目的。

 今回、改装するのは全客室の3割にあたるダブルルーム38室で、うち33室は“和”を取り入れた旅館風の和洋室に、5室は“オフィス・ルーム”をイメージした洋室に生まれ変わる。いずれも家具や寝具、装飾品を刷新し、改装費は約1億円。予約受付は2019年4月17日(水)から開始しており、料金は1泊1室2万7千円(税込)からとなる。

 主な改装ポイントは次の通り。

“和”を取り入れた客室

客室「JAPANESE MODERN」イメージ

 33室は「東京駅から最も近いモダン旅館」をコンセプトにした客室で、靴を脱いで足を伸ばせる畳敷きの“小上がり”のスペースを設け、旅館の要素を取り入れる。床は菊の花をモチーフにした「茄子紺色(なすこんいろ)」のカーペットを敷き、インテリアには盆栽を置いて“和”の雰囲気を演出する。客室タイプは「TATAMI ROOM」(28室、19.7平方㍍)と「JAPANESE MODERN」(5室、27平方㍍)の 2 つで、いずれも和洋室になる。

“オフィスルーム”をイメージした客室

客室「TOKYO SOHO」イメージ

 5室(各22.8平方㍍)はビジネス利用に特化し、「オフィス・ルーム」を思わせる洋室。ホワイトボードや大きなソファ、コーナーキャビネットを設置する。客室名に「自宅オフィス」を意味する「SOHO」を取り入れた。

共通のこだわり

 改装する38室すべてのベッドマットレスは、寝具メーカー「西川」の「エアーSX」を採用。柔軟性と硬度を備えた特殊構造により、心地よい眠りへと導く。バスルームのシャワーヘッドも水の出る穴を極細にし、泡のようなやわらかい水圧にこだわった。また、龍名館オリジナルのブレンド茶が用意され、睡眠前でも飲める低カフェインや朝に飲むのにおすすめのお茶など、滞在シーンに合わせた3種類のお茶がセットされている。

浴衣のリクエストにも対応

浴衣イメージ

 旅館の雰囲気を味わいたい人には、浴衣のリクエストにも応じてくれる。江戸時代の東京などをイメージした龍名館オリジナル浴衣。

新しく導入する客室の概要

オープン:2019年6月4日(火)

部屋数:38 室

予約開始:2019年4月17日(水)

部屋価格: <1>「TATAMI ROOM」1 泊2万7千円(税込)、 <2> 「JAPANESE MODERN」1 泊3万7千円(税込)、<3>「TOKYO SOHO」1 泊3万2千円(税込)

デザイン: IDEAL design&products

ホテル龍名館東京 概要

施設名:ホテル龍名館東京

開業日:2009年6月1 日

住 所:東京都中央区八重洲 1-3-22

アクセス: JR東京駅八重洲北口から徒歩3分

客室:シングルルーム、ツインルーム、スイートなど12 種類の客室

客室数:客室135室、レストラン2軒

宿泊料金:2万円~
TEL:03-3271-0971

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