国宝「臼杵石仏」への願いを本気で叶える 臼杵市がキャンペーン
2019年4月24日(水) 配信
大分県臼杵市はこのほど、「石仏カムトゥルーキャンペーン」をスタートした。国宝「臼杵石仏」を拝み、自身の願い(その願いが叶ったら周囲の人が笑顔になるような願い)を応募した人の中から1人の願いを本気で叶える。7月からは、同キャンペーンなどに併せ、臼杵八箇所霊場で願いが叶うかもしれない「石仏コーヒー豆を」を配布する予定だ。
臼杵石仏(磨崖仏)は、平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻されたと言われ、その規模と数量、また彫刻の質の高さにおいて日本を代表する石仏群。全61体が国宝に認定されており、現在ではパワースポットとしてSNS(交流サイト)にもアップされている。
臼杵市は、2017年から「うすきプロジェクト」を展開し、市がもつ観光、物産資源を動画やSNSなどでユーモラスに発信し、臼杵ファンの拡大を目指している。
第1弾では、2018年冬に行われた平昌オリンピックのタイミングに合わせ、特産品ふぐが競技を行うというインパクトのあるCMを公開した。また、JR臼杵駅ホームには、「うすきプロジェクト」にちなみ2018年のバレンタイン直前から全国でも例の無いハートの案内板を設置した。