山陰道鳥取西道路が全線開通!新元号「令和」ゆかりの観光スポットへのアクセスが便利に
2019年4月25日(木) 配信
山陰道鳥取西道路が5月12日(日)に全線開通する。新たに開通する区間は、山陰道鳥取西ICから青谷ICまでの17.5㌔で、県内の東西方向への移動時間が短縮されることで観光シーズンの渋滞緩和が期待される。また、鳥取西道路開通を記念した特設サイトを、4月から鳥取県観光連盟HP内に開設しており、アクセスが便利になった観光スポットの紹介も行っている。新元号「令和」の出典である万葉集で最後の歌が詠まれた鳥取県ならではのキャンペーンも行う。
□「令和 万葉の郷」とっとりけんスタンプラリーキャンペーン
万葉集最後の歌が詠まれた「万葉の郷とっとりけん」は新元号が「令和」になったことを祝して、スタンプラリーキャンペーンを行う。県内3カ所の万葉集ゆかりの地を巡って専用ハガキにスタンプを集めて応募すると、1万円相当の万葉牛など、万葉ゆかりのプレゼントが抽選で当たる。
開催期間:4月27日(土)~6月30日(日)
専用ハガキ設置場所:道の駅・観光案内所など
スタンプ設置場所:
東部 鳥取市因幡万葉歴史館/鳥取県鳥取市国府町町屋726
中部 伯耆国府跡 法華寺畑遺跡(国分尼寺)/鳥取県倉吉市国府
西部 粟嶋神社/鳥取県米子市彦名町1404
□「鳥取砂丘 砂の美術館」今夏のテーマは南アジア
「鳥取砂丘 砂の美術館」は鳥取砂丘の砂を素材にした砂像彫刻作品を専門で展示する世界初の美術館だ。世界旅行をテーマとした展示の第12期は「南アジア」となる。モヘンジョダロ遺跡や霊廟タージマハル、バーミヤンの大仏など名所や旧跡21個の作品が展示される。
展示期間:2019年4月13日(土)~2020年1月5日(日)/開催期間中は年末年始含め無休
入館料:一般600円(団体500円)/小中高校生300円(団体200円)
住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17
□「鳥取市因幡万葉歴史館」
新元号「令和」の出典である「万葉集」で最後の歌を鳥取で詠んだ万葉歌人・大伴家持や、古代から中世の因幡を紹介する歴史博物館。周辺には大伴家持が国守を務めた因幡国庁跡や大伴家持歌碑などがある。
イベント情報
1.万葉人に変身!まが玉づくり&万葉衣装体験
古代アクセサリーのまが玉を作り、完成後は万葉衣装を着て、記念写真が撮れる。
開催期間:4月27日(土)~5月6日(月・祝)
参加料:500円
2.安野光雅が描く 心のふるさと明日香・奈良
開館25周年を記念して開催する特別展。絵本「ふしぎなえ」や「旅の絵本」などで世界的に著名な画家安野光雅さんが描く明日香、奈良の原画を展示する。
開催期間:4月20日(土)~6月9日(日)
観覧料:一般500円 高校生以下・65歳以上無料
住所:〒680-0146 鳥取県鳥取市国府町町屋726
TEL:0857-26-1780
入館料:一般300円 小中学生以下・65歳以上は無料
□プレミアムクルーズ「Muse」
浦富海岸クルーズは、透明度が水深25㍍ともいわれる海と白砂青松の美しい砂浜、山陰海岸ジオパークの複雑に入り組んだリアス式海岸を巡る。そのなかでも女性に好評の昨年運航を始めたクルーズ船「Muse」はブランチクルーズとスイーツクルーズがあり、ゆったりとした60分間の船旅を食事と共に楽しめる。
所要時間:約60分(ブランチクルーズ 午前10:00~、スイーツクルーズ 午後2:30~)
料金:大人4800円(税込)子供4100円(税込)
□観光用EVカー「ジオコムス」
オーシャンビューなどの絶景が連なる鳥取県東部の岩美町では、ゴーカートのような1人乗り超小型観光用EVカー「GEOCOMS」(ジオコムス)を使った絶景スポット巡りが人気だ。今年4月には鳥取砂丘ステーションを開設し、鳥取砂丘を起点に山陰海岸ジオパークの絶景スポットが巡れるようになった。
料金:3時間3千円(税込)
※普通自動車運転免許証が必要
□観光パスポート「トリパス」
県内の観光施設や店舗などで提示すると割引特典が受けられる観光パスポート「トリパス」が登場する。 鳥取和牛や一夜干しなど、とっとりの恵みセットが抽選で当たるスタンプラリーも実施している。
利用期間:4月1日(月)~9月30日(月)※スタンプラリーの期間も同様
配布場所:観光案内所、県内や近隣の道の駅など
TEL:0857-39-2111 (公社)鳥取県観光連盟