若旦那若女将プロジェクトを実施へ 全旅連青年部と学観連が調印式
2019年4月26日(金) 配信
全旅連青年部(鈴木治彦部長)と日本学生観光連盟(学観連代表=扇谷舞さん・桜美林大学3年生)は4月19日に、全旅連本部(東京都千代田区)で「日本学生観光連盟サポーター加盟協定」の調印式を行った。今年も若旦那若女将に密着体験プロジェクトを実施する。
同プロジェクトは宿泊業に関心の高い学生が旅館の仕事を体験するもの。8月には長野県の渋・湯田中温泉郷で実施する。約10軒の旅館で、約40人すべての希望者を受け入れる予定だ。
全旅連青年部は学生に旅館の仕事の実態を知ってもらい、学観連は、旅館の業務を実体験できるメリットがある。
鈴木部長は「学観連とは、新たな可能性と明るい未来を築くために、今後も連携していきたい」と語った。
扇谷代表は「若旦那若女将プロジェクトを通して、学生が旅館の魅力を感じ、発信する活動にしたい」と意気込みを述べた。
このほか、協定書では企業見学や講演会の実施を盛り込んだ。
学観連には14大学322人が入会。観光を学ぶ大学生同士の交流会を開いたり、高校生の修学旅行でガイドを行う「マナタビプロジェクト」などの活動をしている。