JTB、リモート接客空間をトラベルゲート新宿店内で開始 モニター越しに旅行相談可能に
2019年5月7日(火) 配信
JTB(髙橋広行社長)は2019年5月7日(火)からトラベルゲート新宿店内で、リモート(遠隔)接客空間「MY TRAVEL Remote Box」の運用を始めたと発表した。
離れた場所にいるJTBコールセンターのスタッフが、リモートの画面越しに客と応対する。狙いは店舗での待ち時間の緩和となる。デジタルテクノロジーとヒューマンタッチを融合した「未来のお店のカタチ」(同社)だという。
BOX内ではオペレーターと2つのモニターを通じ、旅行相談ができる。1つ目のモニターは、オペレーターと客が互いの顔を見ながら対話できるもの。もう一方は、オペレーターがリモート操作を行い、パンフレットの表示や旅行関連情報を検索するWeb画面、映像の投影が可能となっている。
同じ画面が離れた場所でも共有され、双方で閲覧可能となる。「リモート接客ながら、リアル店舗で接客を受けているかのような場」(同)を作り上げた。
同社はリモートで接客を行うサービスを2018年に始めた。第1弾は昨年6月に始めており、今年4月末現在で1千人以上の利用があった。5月にはトラベルゲート横浜店内にも設置する見通し。