7月から二条城の入館時間延長 二の丸御殿障壁画の原画を公開
2019年5月9日(木) 配信
二条城(京都府京都市)は7月1日(月)~9月30日(月)まで、城の価値と魅力を多くの人に実感してもらうため入城時間を拡大する。期間中は国宝・二の丸御殿「大広間四の間特別入室」と、二の丸御殿障壁画の原画を公開。通常非公開の香雲亭で特別朝食を提供する。
二の丸御殿の中でも最も有名な障壁画の「松鷹図」がある「大広間四の間」は、将軍の上洛のときに武器をおさめた場所といわれている部屋。期間中は通常廊下から見学する同室に入り、障壁画(模写)や 天井画 、欄間彫刻 を間近で鑑賞できる。
障壁画の原画は、二の丸御殿での配置を再現して二条城障壁画展示収蔵館で公開される。狩野派が手掛けた障壁画「松鷹図」を公開するのは9年ぶり。
通常非公開の清流園内香雲亭では、清流園を眺めながら京料理いそべ「季節の一品付 京のゆば粥御膳」(1日40食限定)の朝食が堪能できる。御膳には名残鱧や鮎など京都の季節の節目ごとの一品が添えられる。
□「世界遺産 二条城の夏」概要
期間:7月1日(月)~9月30日(月)
受付時間:
料金:
国宝・二の丸御殿特別入室「大広間四の間」
期間:7月10日(水)~8月26日(月)
※火曜日は観覧できない。
学芸員による解説会
実施日:7月12日(金)、8月9日(金)
時間:午前10:00~(午前9:30分受付開始)
集合場所: 大休憩所北側レクチャールーム(後に大広間四の間へ移動)
定員:各日先着50人
参加料金:無料
※入城料及び二の丸御殿観覧料が別途必要
重要文化財・二の丸御殿障壁画原画公開「大広間四の間」松鷹(まつたか)~桃山の遺風(いふう)~
期間:7月11日(木)~9月8日(日)
場所:二条城障壁画展示収蔵館
清流園・香雲亭で朝御膳 (完全予約制)
期間:7月 1日(月 )~9月30日(月)
※9月6日(金)、7(土)を除く
時間:午前8時30分~午前9時30分
※午前8時20分に香雲亭に集合
場所:清流園内の香雲亭 (通常非公開 )
料金:3千円(税込)
※入城料が別途必要
季節の一品
鱧のあぶり:7月1日(月)~25日(木)
賀茂茄子田楽:7月26日(金)~8月16日(金)
鮎の煎り出汁:8月 17 日(土 )~31 日(土 )
ゆばと牛しゃぶサラダ仕立て:9月1日(日)~15日(日)
名残鱧と松茸の茶碗蒸し:9月16日(月)~30日(月)
申込み:6月1日(土 )から受付開始
※予約は、午後4:00までに予約
TEL:075-551-1203
受付時間:午前 10:00~午後4:00