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〈出番です〉 石垣市観光交流協会 事務局長 西仲野 正巳さん

2019年5月13日
関西支社:土橋 孝秀

2019年5月13日(月) 配信

西仲野正巳さん

おもてなしで質の向上 島のコンテンツ売り込む

 昨年12月から石垣市観光交流協会で働き始め、今年4月1日に事務局長に就任した。以前は地元バス会社に25年在籍。営業からツアー企画、さらには貸切バスの運転手までさまざまな業務を経験。修学旅行生の「また来るよ」の声が一番嬉しかったという。バス会社で取締役まで務めるなかで培った業界内での人脈や八重山の知識が武器だ。

 八重山の入域観光客数は昨年137万9715人を記録。過去最高を記録した2017年をわずかに下回ったが、活況ぶりが続くなか、「質(観光客満足度)の向上」が求められている。協会では今年2月に、航空会社のキャビンアテンダントを招き、ホテルの従業員らを対象にしたおもてなし講座を実施。「お客様の名前を呼ぶことで喜ばれることや、アイコンタクト、目線の高さなどの重要性を学んだ。講座を継続しおもてなし向上をはかりたい」と話す。

 昨年3月には西表石垣国立公園(石垣島北部と竹富町全域)が、日本初の「星空保護区」に認定され、それ以前から実施している「美ら星マイスター人材育成」も継続・強化していく考え。

 「個人・グループ客が増加するなか、島のコンテンツを盛り込んだモデルコースなどを策定し売り込みたい。八重山ビジターズビューローなどとも連携しながら、イベントなどで情報発信を強化していく」と抱負を語る。

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