2020年、飛鳥IIをリニューアル 露天風呂や和洋室を新設
2019年5月16日(木) 配信
郵船クルーズはこのほど、2020年にクルーズ客船「飛鳥II」のリニューアル工事をシンガポールのドック「センブコープマリン」で行うと発表した。同ドックで日本船籍のクルーズ船の工事を行うのは初めて。今回の改修で、露天風呂の設置やレストランやラウンジの改装などが行われるほか、環境規制に対応するための排ガス脱硫装置を搭載する。
露天風呂は、展望大浴場グランドスパに設けられ、より開放的な空間でのリラクゼーションタイムが楽しめるようになる。改装を行うカジュアルレストラン「リドカフェ・リドガーデン」には、アイランド型ビュッフェカウンターを設けるほか、2人席を増設。上級客室ロイヤルスイート・アスカスイート専用のプレミアダイニング「プレゴ」は、「ザ・ベール」に名称変更しスペースを拡張する。座席数を増やすことで、これまでの2回制ディナーから時間の制約なく好きなタイミングでディナーを楽めるように変更する。また、アスカスイートの2室は、飛鳥クルーズでは初となる和洋室へリニューアルする。
□飛鳥II リニューアルポイント
・グランドスパに露天風呂を新設
※ウインブルドンコート(パドルテニスコート)は、廃止となる
・Wi-Fiサービス・ビデオオンデマンドサービスの実施
・The Veil「ザ・ベール」の誕生
・カジュアルレストラン「リドカフェ・リドガーデン」の改装
・PCコーナーとライブラリーを兼ねたブックラウンジ、e-Square(イー・スクエア)のオープン
・和洋室の新設
上記は、2019年5月時点のもので、内容及びイメージは変更・中止となることがある。