ゆこゆこ 鉄輪温泉(大分県別府市)にサテライトオフィスを開設
2019年5月21日(火) 配信
ゆこゆこホールディングス(池照直樹社長、東京都中央区)はこのほど、働き方改革の一環で「ゆこワーク温泉地勤務型」としてサテライトオフィスを導入した。
さまざまな企業が、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方や生産性の向上を目的にサテライトオフィスやテレワーク、ワーケーションなどを導入しているのに対し、同社は温泉地を掛け合わせた。
東京のオフィスから離れ、リラックスしながら仕事に取り組むことで、発想力や集中力などが高まり生産性の向上につながると期待。また、現地の人と観光客とのネットワークが、社員の人脈や見識を高める経験になると考えた。
同温泉地は古くからの湯治場で、貸間旅館と呼ばれる長期滞在できる宿が多くある。同社では廃業した旅館をリノベーションしたシェアオフィス「a side-満寿屋-」を、サテライトオフィスとして総勢30人が利用する。
同社は「仕事を目的として訪問する人の流入が増えれば、平日の長期滞在が増え、宿泊施設や周辺の飲食店、生活雑貨を扱う地元企業にニーズが広がり、地域の活性化になると考えている。社員が温泉地で実際の体験をもとに、法人に展開し、ビジネスニーズによる人の流入を温泉地に作れる取り組みを行いたい」と話した。
a side-満寿屋-の長谷川雄大代表は「『ゆこワーク温泉地勤務型』の取り組みに賛同し、今回ワークスペースを提供する。『a side』は地域の人や旅行者、コワーカーが交わり、新たなアイデアが創出されることで、地域に新しい価値が生まれると考える」と語った。
□a side-満寿屋-
所在地:大分県別府市井田4組
代表者:長谷川 雄大
ウェブサイト:
□ゆこゆこホールディングス会社概要
代表者:代表取締役 池照 直樹
所在地:東京都中央区銀座 2-3-6 銀座並木通りビル
設立:2016年7月21日
資本金:47億7200万円
主な事業内容:
宿泊情報誌「ゆこゆこ」、宿泊予約サイト「ゆこゆこネット」、および温泉旅行メディア「YUKOTABI」などの企画・編集・運営、ならびに広告事業
公式サイト:
コーポレートサイト
ゆこゆこネット
YUKOTABI