5月1日、碧の座が開業 鶴雅グループ最高峰の宿 全室支笏湖望むスイート
2019年6月1日(土) 配信
鶴雅グループは5月1日、北海道の支笏湖温泉にグループ最高峰の宿「しこつ湖 鶴雅別荘 碧の座(あおのざ)」 を開業した。全客室が支笏湖を望む100平方㍍以上のスイートで、広々としたプライベートスパを完備している。
グループ13番目となる施設は、あかん鶴雅別荘鄙の座など、最もグレードの高い「座」シリーズのなかでも、最高ランクに位置付けた。館内は縄文土器の展示をはじめ、ロビー壁面に8㍍の地層を表現するなど、現代に受け継がれてきた縄文文化をずい所で演出している。
客室は全25室。すべての部屋から時とともに美しさが変わる「支笏湖ブルー」を望むことができる。あえて大浴場は造らず3、4人が一緒に入ってもゆとりある広さの温泉露天風呂とジェットスパ(内湯)を客室に備えた。別棟には別荘感覚で利用できるエグゼクティブヴィラが4室(内2室は200平方㍍超のメゾネット)ある。
食事は地元の旬の食材のかくれた魅力を引き出す懐石料理を提供する。カルチャーラウンジでは、本格的な「藍染め」のほか、伝統的なアイヌの民族衣装や和装着物の着付けを体験できる。館内にはこのほか、ラウンジやレストラン、鉄板焼きカウンター、エステサロン、シガールームなどを備えている。
館名は、支笏湖の豊かな色彩景観を「碧」という文字で表し、人が集い交流する空間を意味する「座」と組み合わせ命名した。「自然の瞬間の美しさを愛でる場所」という思いが込められている。