耐震リニューアル完了 宴会場なども一新 磯部ガーデン
2019年6月4日(火) 配信
童話「舌切雀」が生まれた宿として知られる群馬県安中市の磯部温泉「舌切雀のお宿ホテル磯部ガーデン」(櫻井太作社長)は、2019年1月中旬から1カ月間休館し、耐震補強のリニューアル工事を実施した。3月末に耐震工事が完了、宴会場やサイボットシアターのリニューアルも併せて完成し、耐震リニューアルオープンした。
同館は最寄りのJR信越本線「磯部駅」から徒歩5分という好立地で、世界遺産である富岡製糸場への観光にも便利。露天風呂付き客室や男女各2カ所ずつある露天風呂付き大浴場が人気のほか、800人を収容するコンベンションホールもそろえ、個人客から団体客まで幅広いニーズに対応している。客室数は全119室。
今回リニューアルした大宴会場は2階のコンベンションホール「平安」。北関東の旅館コンベンションホールとしては最大級のサイズで546平方㍍の5分割となり、さらに使いやすくなった。シアター形式で800席、スクール形式の会議や宴席として500人席が収容可能だ。高橋和之専務は「会場内の舞台や音響設備、照明などもすべて新設しました。イベント企画、ファンクラブや大型組織会議などにもおすすめです」とアピールする。
同館では大人数収容のコンベンションホール「鳳凰」670平方㍍(800席・5分割)、コンベンションホール兼大宴会場「桜」525平方㍍(400席・3分割)、同「竹」450平方㍍(360席・3分割)も用意。ニーズに合わせて各種会議室・宴会場が対応できる。
また、ロビーラウンジにある「サイボットシアター」は、伝説舌切雀の物語をロボットと映像で再現するショーで、1日4回(1回約10分間)上演している(入場無料)。今回のリニューアルに併せて、アナログ方式だった上映システムをデジタル化し、劇中映像が鮮明に生まれ変わった。
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