千旅協、大原会長が再任へ 今年度から理事数削減
2019年6月5日(水) 配信
千葉県旅行業協会(大原秀雄会長、252会員)と千旅(大原秀雄社長)は5月27日、千葉県・千葉市文化センターで2019年度の第7回定時総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では、千旅協会長と千旅社長に大原会長が再選した。
大原会長は冒頭、「昨年は全国旅行業協会(ANTA)主催の旅行業取扱管理者研修を行った。旅行業法の改正に伴い、時代に合った旅行業を行うために取り入れられた研修で、今年度も7月に実施する。同研修はこれからも行っていく」と報告。今年度からは「理事定数を21人から14人へ変更、各委員会の統合と委員会数を削減し、協会のスリム化をはかる。協会が会員のために何ができるのかを考え、新しい旅行業を模索しながら次のステップに進んでいきたい」とあいさつした。
来賓のあいさつで、千葉県商工労働部観光企画課長の相葉正宏氏は、東京五輪に向けて「道路整備や空港の機能強化など千葉県のインフラ環境の整備が進んでいる。さまざまな観光整備が整っていき、観光にとって絶好のチャンスが訪れようとしている。観光行政の推進にあたっては、千旅協との連携が必要不可欠。これからもぜひご支援とご協力をお願いしたい」と呼び掛けた。
今年度は昨年度に引き続き、ANTAと㈱全旅事業に対する協力を行っていくほか、講習会や研修旅行の実施、協力会員との地区商談会の充実などに取り組んでいく。
なお、理事数削減と各委員会の統合に伴い、千旅協の規約と専門委員会規定を一部改定した。
千旅協、千旅、全旅協千葉県支部の新三役は次の各氏。
千葉県旅行業協会【会長】大原秀雄(ワールド観光)【副会長】向後義久(ひがた観光)【専務理事】梶陽介(アビコ西武観光)【監事】石橋徳夫(トク・トラベルサービス)▽染谷幸和(染谷観光旅行社)千旅【社長】大原秀雄【副会長】梶陽介【専務】福田信一(A’style tours)【監事】石橋徳夫▽染谷幸和 全旅協千葉県支部【支部長】梶陽介