立山黒部アルペンルート全線開通48周年 エコな乗り物が活躍
2019年6月7日(金) 配信
富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」(運営=立山黒部貫光、佐伯博社長、富山県富山市)がこのほど、1971年6月1日の全線開通から48周年を迎えた。
隣県でありながら人も車も行き来できなかった富山県と長野県の県境を、直接結ぶ交通路として誕生した立山黒部アルペンルートには、中部山岳国立公園“立山”の自然環境保全に貢献しているユニークでエコな乗り物が活躍している。
□「日本一」や「日本唯一」の個性派ぞろい!環境に優しい乗り物たち!
1.日本最高所の鉄道駅・標高2,450㍍の室堂駅を起点に、日本で唯一のトロリーバスが走る!
日本でここだけ!立山トンネルトロリーバス【室堂~大観峰】
2.途中に支柱を一本も使わないワンスパンロープウェイは、日本一の長さ1・7㌔!
日本最長のワンスパンロープウェイ!立山ロープウェイ【大観峰~黒部平】
3.日本唯一の全線地下式ケーブルカーの山頂駅・標高1,828㍍の黒部平駅は、日本最高所のケーブルカー駅でもある!
トンネル中間地点で上下がすれ違う。黒部ケーブルカー【黒部平~黒部湖】
立山黒部アルペンルートのりもの大図鑑:
□「立山黒部アルペンルート」とは
標高3千㍍級の峰々が連なる北アルプスを貫く、総延長37・2㌔、最大高低差1,975㍍の山岳観光ルート。そのほぼ全区間が中部山岳国立公園内に位置している。富山県側の立山町「立山駅」から長野県側の大町市「扇沢駅」まで、さまざまな乗り物を乗り継ぎながら「高さ日本一の黒部ダム」や「ルート内最高地点標高2,450㍍の立山室堂」などのいくつもの景勝地を通って、気軽に雲上に広がる立山黒部の雄大な大自然や絶景が満喫できる。
2019年の営業期間は、4月15日(月)~11月30日(土)まで。ルート内は一般車両の通行ができない。雪の大谷で始まる春、多彩な花が咲き誇る夏、山々を彩る紅葉の秋―――四季折々の雄大な自然を体感できる。
立山黒部アルペンルートプロモーションビデオ2019:
□6月26日から「黒部ダム」の観光放水が始まる
観光放水にあわせて、2019年6月26日(水)~7月21日(日)まで無料散策イベント「黒部ダムウォーク」を開く。参加者にノベルティが必ずプレゼントされるので、期間中にアルペンルートを訪れた人は是非参加しよう。