世界文化遺産・白川郷 11月に初めてビジネスコンテスト開催
2019年6月10日(月) 配信
ユネスコ世界文化遺産の「白川郷合掌造り集落」を有する岐阜県・白川村と、地方創生さわやかサポーター認定協会(菊池俊矩理事長、東京都港区)はこのほど、2019年11月23日(土・祝)にシングルマザーサポート(江成道子社長、東京都新宿区)とともに、初めてビジネスコンテストを開催すると発表した。1次エントリーは7月5日(金)まで。
7月19日(金)には、ビジネスコンテストを開く白川村の全面プロデュースでコンテストのエントリー者を迎え、農業関連有識者による基調講演や村内の人との交流できる現地視察バスツアーを予定。ビジネスプランをより実現可能に近づける、交流や学びを手にすることができる場を提供する。対象は1次エントリー者から限定20人。
□観光客年間170万人の白川村が抱える課題
白川村は、人口1600人に対して年間170万人という観光客が国内外を問わず訪れる。同人数は日本の世界遺産の中でも、姫路城や原爆ドームと並ぶ観光客数。白川郷と五箇山(富山県)が織りなす美しい景観と、「結(ゆい)」という支え合いの精神が根付く白川村では、地域住民が一丸となり観光産業の発展を支えてきた。
だが、観光客はほぼすべて短時間滞在のツアー客で占めている。1人当たりの観光消費額は2,808円(白川村、リクルートライフスタイル2017年度調査)と少なく、土産品の大半数が村外で作られた商品のため、利益が流失し村内経済は衰退につながっている。また、人口の減少や高齢化による働き手・地域の担い手不足で、増え続ける観光客を受け入れたくても、受け入れきれない課題が多いのが現状だ。
□世界遺産だけではない!?白川村の観光資源の魅力
今回のビジネスコンテストでは、村内では当たり前になっているかもしれない白川村の魅力の発掘と発展を村外の人の視点で見出してもらい、村内外の融合によるイノベーションが期待されている。
白川村の魅力は、合掌造り集落だけでなく村全体に広がっている。広大な村内に、日本三大名山に数えられる霊峰白山やその麓が源泉となる平瀬温泉、高さ72㍍の白水滝を有する国立公園大白川園地、石川県と岐阜県を結ぶ白山白川郷ホワイトロードなど、恵まれた観光資源がある。年間170万人の観光客が訪れる白川村には、まだ認知度が低いながらも素晴らしい観光資源があり、そこからもビジネスを見出せるチャンスがある。
地方創生さわやかサポーター認定協会では、地方創生と農林水産活性化についてのエキスパートをそろえ、地方移住などにも関わってきた経験を生かし、村外の人と村内の人をつなぎ新しい時代の白川村の継続と発展が望めるように同プロジェクトを進める。