東京メトロ×スポットツアー、観光アプリで実証実験
2019年6月27日(木) 配信
東京地下鉄(東京メトロ、山村明義社長)とスポットツアー(鳥居暁社長、※ボクシーズから2019年6月に分社化)は7月1日(月)から、デジタル観光ツアーアプリ「SpotTour」を活用した実証実験を開始する。沿線地域の魅力発信による観光需要創出の可能性を検証する。
同アプリは、東京メトロが2018年に主催したスタートアップ企業のアイデアを募るオープンイノベーションプログラムで、最終審査を通過した。複数の観光スポットを案内するツアーが登録されており、各スポットの情報を画像や動画などで確認できる。また、実際にツアー内の観光地を訪れると、端末の位置情報を用いて限定スタンプが押されるスタンプラリーや訪問履歴を残す機能が利用できる。
第1弾ツアーとして、「駅から始まるさんぽ道」春コースを7月1日(月)から公開。今年の4月1日~2019年6月30日に実施した「駅から始まるさんぽ道」の春コースに、新たなスポットを追加した「SpotTour」独自のツアーを提供する。アプリでスタンプを集めて、従来型スタンプラリー「駅から始まるさんぽ道 2019」のプレゼントに応募することもできる。
このほか、アプリの機能としては各スポットを訪問した日時履歴が自動的に保存される「ツアーカード」や、各スポットを訪問した際に撮影した写真がスポットと紐づき、「フォトブック」が自動生成されるサービスなどがある。
今後は、地域に精通している人からこだわりのツアーを投稿してもらい、「SpotTour」上に掲載する予定。参加者は好みのツアーを選択し、アプリ上で案内やスポットの詳細な情報を見ながら、魅力あふれるツアーを楽しめるようになる。
アプリは「SpotTour」専用サイトからダウンロードできる。