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シンガポール航空 名古屋就航30周年を記念して記念事業を実施

2019年7月2日
編集部:木下 裕斗

2019年7月2日(火) 配信

シンガポール航空のA380。中部国際空港から記念フライトなどを実施する

 シンガポール航空(デイヴィッド・ラウ日本支社長、東京都千代田区)は2019年10月に、名古屋-シンガポール線が就航30周年を迎えるのを記念して、さまざまな取り組みを実施する。同社は「名古屋就航30周年を迎えられたのは、多くのお客様やビジネスパートナーの皆様に多大なご支援をいただいているお陰です。記念事業は30周年の節目を記念し、お客様へ感謝の気持ちを込めたものです」とコメントしている。

 第1弾として8月11日(日)と15日(木)にエアバスA380による記念フライトを名古屋―シンガポール線で運航する。このほか、7月2日(火)から、同路線とアジアを中心とした各都市への路線のビジネスクラスとエコノミークラスを特別運賃で売り出す。さらに、9月までの期間限定で、名古屋発のエコノミークラスを対象に鰻を使用した特別機内食を提供する。

 デイヴィッド・ラウ日本支社長は「中部地区は当社の日本におけるマーケティング戦略上、重要な役割を担っているので、引き続き、お客様に最高の空の旅を提供できるように精進する。今後も中部地区は、ビジネス・レジャーのお客様と貨物の需要が堅調であると確信している」とした。

記念事業の実施概要

A380での記念フライトを8月11日(日)と15日(木)に運航
 運航する夏の運航ピークシーズンに合わせ2日間、定評のあるエアバスA380を運航する。(関係当局の認可が前提)

期間限定運賃
 名古屋就航30周年を記念する取り組みの一環として、名古屋発のビジネスクラスとエコノミークラスを期間限定でお得な運賃にて販売する。販売期間は7月2日(火)から7月15日(月)まで、搭乗期間は9月1日(日)から12月20日(金)までとなっている。同社公式ウェブサイトやモバイルアプリ、旅行会社で購入できる。

特別運賃表。名古屋-シンガポールは36970円~

販売期間:7月2日(火)~7月15日(月)
対象搭乗期間:9月1日(日)~12月20日(金)
※掲載運賃は、6月23日発券時の空港施設料や空港税などをすべて含めた大人1人分の支払い総額となっている。購入時の為替レートより金額が変動する。運賃の適用規則条件が適用される。

期間限定機内食
 9月まで名古屋発便のエコノミークラスを利用する人を対象に、鰻を使用した機内食を提供する。

鰻を使用した特別機内食

シンガポール航空について

 シンガポール航空は124機の最新鋭旅客機と7機の貨物機を保有し、子会社のシルクエアーを含めて東京(羽田・成田)と大阪、名古屋、福岡、広島など世界36の国と地域の101都市を結ぶネットワークを有する。同社はブランドの果たすべき役割として3つの柱である「Service Excellence」と「Product Leadership」、「Network Connectivity」の向上に継続的に取り組んでいる。また、「スターアライアンス」にも加盟している。

名古屋とシンガポール航空の歴史

1989年10月
名古屋に初就航
名古屋発福岡経由の週3便、ボーイング747-200で運航

就航当時のようす

1996年6月
デイリー運航に増便

2005年2月
名古屋空港から中部国際空港 セントレアに移転

09年3~9月
愛・地球博に参加

14年8月
名古屋就航25周年を記念し、エアバスA380を運航

16年8月
エアバスA380を使用した子供向けCSRイベントを開く

2018年7月
機体の35%が中部地方で生産されるボーイング787-10を導入

ボーイング787-10の就航時には記念式典を開いた。写真は式典のようす

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