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ANAHD、旅で社会課題の解決を目指す「Journey+」を展開

2019年7月3日
編集部:木下 裕斗

2019年7月3日(水) 配信

ANAHDは旅を通して社会課題を解決する新サービスを展開した。画像は新サービスのロゴマーク

 ANAホールディングス(片野坂真哉社長)はこのほど、「旅」を通じて課題解決をはかる新たなサービス「Journey+」を展開した。同サービスは事業継承問題や地域社会課題などの解決に取り組む企業や自治体、個人を旅の企画・ツアー手配で支援するサービスとなっている。

 同サービスは、課題を抱えている企業や個人からの依頼・協賛を受けて、「同サービスが課題解決をはかるための『旅』の企画・手配」を行う「協賛型」と、課題を抱えている企業や個人が「自ら課題解決をはかるための『旅』を企画し、同サービスが『旅』の手配」を行う「連携型」の2つに分けている。

 具体的な案件としては、エヌエヌ生命が推進する「稼業イノベーション・ラボ」と連携し「事業継承を考える旅」を実施した。同ツアーは、エヌエヌ生命が「家業を伝える尊さを伝えたい」との考えから企画し、同サービスで旅の手配をしたもの。ツアーでは、事業継承に関わる立場や境遇にある人たちが、事業継承を行った会社を巡り、継承者と想いを共有し、相互理解を深めた。

 このほか、パソナJOB HUBが提供する「JOB HUB TRAVEL」と連携し「廃校が舞台のフェスでソーシャルイノベーションの可能性を探る旅」などを立案している。ツアーの申し込みは初めに、興味のある人を募りコミュニティーを形成したうえで、人数や居住区に応じて、具体的な旅行プランを造成と手配をしてから正式に受け付けている。

 ツアー実施後には、同サービスのホームページ上にツアー内容を記事化し、ツアーを振り返るきっかけにする。多くの人と情報共有しながらコミュニケ―ションを深めることで、同サービスの価値向上をはかる。

 同社は、「エアラインによる航空輸送の提供に加え、旅行会社であるANAセールスが旅に関わる企画・手配が可能な強みを生かし、ほかにはないANAグル―プならではの課題解決の旅を提案する」とコメントした。

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