東横INN 6ブランドのQRコード決済サービス導入
2019年7月16日(火) 配信
東横イン(黒田麻衣子社長、東京都大田区)はこのほど、国内283店舗の東横INNで新たにQRコード決済サービスの「楽天Pay」「LINE Pay」「d払い」を導入し、すでに利用できる「PayPay」「Alipay」「WeChatPay」と合わせ、計6ブランドが利用できるようになったと発表した。
東横INNは日本のみならず、アジア圏のはじめとする海外の利用者も数多く存在する。QRコード決済サービス6ブランドを導入することで、国内外からの高まるキャッシュレス決済のニーズに応える。一方、海外の東横INNでは利用できず、返金の対応ができない点は注意が必要だ。
□東横INNの特長
東横INNは1986(昭和61)年に蒲田店をオープンして以来「駅前旅館の鉄筋版」を基本コンセプトに、「清潔・安心・値ごろ感」のある客室をリーズナブルな料金で提供する宿泊特化型のホテル。2019年7月11日現在、日本国内283店舗、海外15店舗(韓国11、カンボジア1、フィリピン1、ドイツ1、フランス1)の合計298店舗、総客室6万3885室を展開している。
2006年2月以降にオープンした店舗は、国際化に向けた施設の充実をはかるため、ベッドを5㌢、ユニットバスのバスタブを14㌢長くし、身体が大きくても利用しやすくなった。さらに2015年3月にオープンしたあべの天王寺の一部客室からは客室とユニットバスの段差をなくし、天井の高さを従来の1987㍉から2100㍉にした。