行って良かった離島1位は沖縄の「波照間島」 エアトリ調査
2019年7月16日(火)配信
エアトリ(吉村英毅社長)がこのほど20~70代の男女1028人を対象に実施した「離島旅」に関する調査によると、“行って良かった離島”の1位に波照間島(沖縄県)が選ばれた。2位は屋久島(鹿児島県)、3~5位は「与那国島」「西表島」「竹富島」が入り、沖縄離島の人気の高さがうかがえる結果になった。
手つかずの自然や独自の文化が魅力の「離島」は近年、空路が拡充され、ますます身近な旅行先となってきた。有人島だけで400以上を保有する日本。エアトリは「離島に興味はあるけど、旅行に行くならどこがいいのか?」と悩んでいる人も多いと予想し、実際に離島に行ったことがある人のうち「良かった」と回答した割合を算出し、「行って良かった離島」ランキングを作成した。
□エアトリ会員、過半数が離島旅に「行ったことある」
エアトリの調査によると、国内の離島に旅行に「行ったことある」と答えた割合は57・4%と過半数を占めた。一方、「行ったことはないが、興味がある」は36・0%と、実に93・4%の人が「離島」に興味があることが分かった。
各離島につき、実際に行ったことがある人の中で「良かった」と答えた人の割合を基にランキング化したところ、2位の「屋久島(鹿児島県)」(93・3%)を僅差で抑え、「波照間島(沖縄県)」(94・9%)が1位となった。3位以降は「与那国島」(92・5%)、「西表島」(92・0%)、「竹富島」(90・6%)が入り、沖縄離島の人気の高さが見えた。
「行ったことがある」と回答した人の中で、今年も「離島」に行く予定が「ある」と回答したのは26・6%。4人に1人以上が今年も離島に行く予定で、リピーター率の高さが伺える。
また、離島に「行ったことがある」「行ったことはないが、興味がある」と回答した人の中で、離島の良いところ1位は「手つかずの自然」(69・0%)と回答。続いて「独自の文化」(45・9%)、「人とは違う場所に行くというワクワク感」(40・5%)となった。
□「行って良かった離島」に選ばれた離島の魅力とは
調査結果によると、「波照間島」は“波照間ブルー”と呼ばれる海の青さや空気がキレイだからこそ見える星空に感動したとの声が多く聞かれたという。2位の「屋久島」は縄文杉をはじめとする屋久島ならではの生態系が人気な一方、「人が優しい」との声も多く聞かれた。また、3位の与那国島は「海中遺跡」、4位の西表島は「マングローブ」、5位の竹富島は「のんびりとした空気」がそれぞれ人気の理由のようだ。
□調査概要
調査タイトル:「離島旅」に関するアンケート調査
調査対象:20~70代の男女1028人
調査期間:2019年7月4~7日
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社エアトリ
※「離島」…同調査は北海道、本州、四国、九州、沖縄本土を除いた島を指す