test

JNTO、シンガポール航空と訪日客促進の協力覚書締結

2019年7月22日
編集部:入江千恵子

2019年7月22日(月) 配信

JNTOの蜷川彰理事(左から3番目)とシンガポール航空のキャンベル・ウィルソンシニアバイスプレジデント(左から4番目)

 日本政府観光局(JNTO、清野智理事長)はこのほど、シンガポール航空(ゴー・チュン・ポンCEO)と訪日観光促進のための協力覚書(MOC)を締結した。シンガポール、インド、インドネシア、マレーシア、オーストラリアの5市場から日本への観光客を増加させるのが目的。

 今回の協力覚書締結により、両者は誘客のためのマーケティング活動に今年度約5千万円(約60万シンガポールドル)の投資を決定した。今後、さらに協力体制を強化し、政府目標である2020年に訪日外国人旅行者4千万人を達成するための事業展開を行っていく。なお、JNTOが航空会社と協力覚書を締結するのは今回が初めて。

 JNTOの蜷川彰理事は「アジアからの訪日客数は年々着実に伸びていて、日本にとって非常に重要なマーケット。今回のシンガポール航空との強固なパートナーシップ構築を最高の機会と捉え、シンガポールのみならずアジア・オセアニアからシンガポールを経由して日本に訪れる観光客がますます増えることを期待している」と述べた。

 シンガポール航空のキャンベル・ウィルソンシニアバイスプレジデント(セールス&マーケティング担当)は「日本は、観光客とビジネス客いずれにとっても魅力的な目的地。我われは日本政府観光局との新たなパートナーシップを通じて、この国の観光産業のさらなる成長に貢献できることを楽しみにしている」と語った。

 JNTOの「訪日外客統計」よると、シンガポールからの訪日旅行者数は過去5年間で2.3倍に増加。18年は前年比8.2%増の43万7280人が来日した。同様に、インドは14.6%増、インドネシアは12.6%増、マレーシアは6.6%増、オーストラリアは11.6%増で、いずれも増加している。

 現在、シンガポール航空は東京(成田・羽田)と名古屋、大阪、福岡の4都市とシンガポールを結び、毎週77便を運航している。このほか、子会社のシルクエアーは広島に週3便を運航。同じく子会社の格安航空会社スクートは、札幌と東京(成田)、大阪に週37便を運航し、グループ会社全体で週117便を運航している。

日本政府観光局:

シンガポール航空:

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。