エメラルドグリーンの海が広がる沖縄県・八重山諸島へ
2019年8月2日(金) 配信
東京から直行便で約3時間。夏真っ盛りの沖縄県・八重山諸島を訪れた。石垣島ではシュノーケルと島内観光を、さらに有人島で日本最南端の波照間島にも足をのばした。かけ足の旅だったが、各島の絶景を満喫した。
羽田空港を午前6時10分発の直行便に搭乗し、石垣島には午前9時に到着した。南ぬ島石垣空港が近づき次第に高度を下げていくと、窓の外には青い海とサンゴ礁が広がっていた。着陸前から見逃せない景色の連続だった。
到着後は、車で5分ほどの所にある白保海岸からボートでシュノーケルに出発。白保沖は北半球最大と言われるアオサンゴ群落をはじめ、多種多様なサンゴや熱帯魚が生息しているとされる。この日は巨大岩のようなハマサンゴやカラフルな熱帯魚、サメのネムリブカなども見ることができた。
島内観光は、空港から北上し、高台にある玉取崎展望台と島内最北端の平久保崎灯台、北西部にある川平湾へ。市街地に戻り、JAおきなわが運営する「ゆらてぃく市場」(「ゆらてぃく」は八重山方言で「よってらっしゃい」などの意味)で、この時期限定のパインやマンゴーなどを購入した。ドライブの途中、旧空港跡地に移転した県立八重山病院も目にした。
別の日、石垣港離島ターミナルから船で約1時間半かけて、竹富町に属する波照間島へと渡った。人が暮らしている場所としては日本最南端で、513人(2019年1月末現在)が生活している。
島北部にあるニシ浜ビーチ(方言で、方角の“北”を「ニシ」という)は、旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の「旅好きが選ぶ日本のベストビーチTop10」(2017年)で1位に選ばれたほど、多くの人を魅了している。集落にある駐在所の壁面には日本列島と台湾が描かれ、波照間島が国境近くの島であることがひと目で分かるようになっている。島の南側には日本最南端の碑もあり、はるか南まで来たことを実感した。