森トラストが「ヒルトン小田原リゾート&スパ」を取得
2019年8月7日(水) 配信
森トラスト(伊達美和子社長、東京都港区)は9月2日(月)に、同社のグループ投資法人である森トラスト・ホテルリートと共同で「ヒルトン小田原リゾート&スパ」(神奈川県小田原市)を取得する。「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ」のブランドと箱根や伊豆の玄関口である好立地を生かし、首都圏からのリゾート需要を取り込む。
同ホテルの所在する小田原は神奈川県西部エリアの中心都市であり、首都圏からのアクセスに優れている。城下町や宿場町として栄えた歴史や、相模湾に面する立地特性から、独自の文化や産業といった豊かな観光資源が形成されてきたエリアで、近年、観光客数は増加傾向にある。
客室は163室を設けた。すべての客室からはオーシャンビューが楽しめ、都会の喧騒から離れた穏やかでプレミアム感のあるリゾートステイが満喫できる。アミューズメント施設やスポーツ・フィットネス施設、宴会・会議場、プールなどを設け、レジャーなどの滞在からMICEなどのビジネス利用まで、さまざまなニーズに応えていく。
同社は「全国で展開しているホテル運営で培った知見を生かして、より魅力あるホテルへの価値向上を目指す」とコメントしている。このほか、同社グループでは沖縄県・瀬底島で「ヒルトンホテル」と「ヒルトン・グランド・バケーションズ・クラブ」を開く計画だ。
□「ヒルトン小田原リゾート&スパ」物件概要
所在地:神奈川県小田原市根府川583-1
敷地面積:174,566平方㍍
延床面積:50,606平方㍍
客室数:163室
建物:本館棟 他3棟
本館棟
階数:地上12階/地下1階
構造:鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造
築年:1997年(2004年2月にリブランド)
その他の施設:レストラン、宴会場、会議室、アミューズメント施設、プール、フィットネス、天然温泉、テニスコート、体育館、ゴルフ練習場
経営・運営:MT&ヒルトンホテル