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セブ・パシフッィク航空 成田-クラーク(フィリピン)線の運航を開始

2019年8月13日
編集部:木下 裕斗

2019年8月13日(火) 配信 

新規就航に伴うテープカットのようす

 セブ・パシフィック航空は8月9日(金)に、成田国際空港とクラーク国際空港(フィリピン)を結ぶ新規路線の運航を開始した。両空港を結ぶ直行便は初めて。月・水・金・日曜日の週4便の運航で、所要時間は約4時間30分の予定だ。観光やビジネスで、クラークがあるルソン島の北部と中部に訪れる人の増加をはかる。

 同便は成田国際空港を午後1時15分に出発。クラーク国際空港には日本時間午後6時の現地時間午後5時に到着。同社によると「運航初日はほぼ満席だった」という。

 日本からフィリピンには年間50万人以上の人が訪れている。とくに、クラークにはアウトドアやアクティビティ観光を楽しめるほか、世界屈指のゴルフコースがある。また、同国で新たな経済成長の牽引役として期待される「ニュー・クラーク・シティ」への玄関口となっている。かつて、アメリカ軍の基地があったことから、現在でも日本企業をはじめとした多くの外国企業が進出している。

 キャンディス・イヨグマーケティング・販売担当副社長は「2012年からの5年間で日本市場は年率で14%成長している。今後も日本を重要な市場と捉え、投資していく」とコメントした。

 同便の運航開始によって、同社が成田国際空港とフィリピンを結ぶ路線は、マニラとセブに続き3路線目となった。このほか、成田国際空港と関西国際空港、中部国際空港、福岡空港からマニラにあるニノイ・アキノ国際空港への直行便も運航している。

 

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