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感謝の夕べ「つるや会」 村山女将招き講演も(皆生つるや)

2019年8月21日
関西支社:土橋 孝秀

2019年8月21日(水) 配信

宇田川会長(右)と村山女将

 鳥取県米子市・皆生温泉の皆生つるや(宇田川英二社長)は7月30日、恒例の感謝イベント「つるや会 雅懐(がかい)と感謝の夕べ」を開いた。地元の常連客や関係業者など約120人が参加した。

 同イベントは同館の宇田川富美江会長の発案で約30年前から毎年のように実施している恒例企画。食事と催しがセットになっており、これまでに著名人を招いての講演会や全国各地の伝統芸能の披露など、趣向を凝らした内容で長年参加者を楽しませてきた。

 今回は宇田川会長と親交が深い、湯沢グランドホテル(新潟県・越後湯沢温泉)の村山桂子女将を招き、講演を行った。

 村山女将は“人生は帳尻が合う”をテーマに講演。中学教師から旅館に嫁いだ苦労話や、闘病生活など、波乱万丈の半生を振り返りながら、「旅館もこれでいいということはないが、人生も同じ。人と人のつながりを大事にしながら日々チャレンジが必要」とパワフルに語り掛けた。講演後には、演歌「越後湯沢駅」に合わせた優美な舞も披露した。

 宇田川会長は、会の結びに「旅館は色々と大変だが、つるや会の皆様におかれては、どうぞ引き続きご愛顧いただきますように」と謝辞を述べた。

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