成田国際空港 自動手荷物預け機と自動チェックイン機を合わせた「Smart Check-in」導入へ
2019年8月21日(水) 配信
成田国際空港(NAA、田村明比古社長)は2019年夏から20年春にかけてすべてのターミナルで自動手荷物預け機が本格導入されることに合わせて、自動チェックイン機と自動手荷物預け機を利用したセルフサービス型の登場手続き「Smart Check-in」をスタートする。20年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催時期に混雑が予想される同空港で、待ち時間の短縮やチェックインカウンター周辺の混雑緩和をはかる。
同社は、第1ターミナル北ウィングで自動手荷物預け機の実証実験と運用検証を行ってきた。結果、待ち時間の短縮やチェックインカウンター周辺の混雑緩和など導入効果が大きいと判断し、第1ターミナル南ウィングに端を発し、全ターミナルに合計72台導入する。
自動手荷物預け機の本格導入に伴い、自動チェックイン機と自動手荷物預け機を集中的に配置するエリアを「Smart Check-in」ゾーンと位置づけた。案内表示のリニューアルを行うことにより、利用者動線の円滑化もはかるとともに、航空会社の限られた人的資源の最適化を促進する。