農林水産物の消費拡大へ 「フード・アクション・ニッポン アワード2019」の検品会を実施
2019年9月10日(火) 配信
農林水産省は9月5日(木)、東京都内で「フード・アクション・ニッポン アワード2019」の検品会を開いた。今年は、最終審査委員10社に星野リゾートを加え、観光の視点からも日本各地の魅力的な産品の発掘と流通拡大をはかる。
「フード・アクション・ニッポン アワード」は、全国の優れた産品を表彰することで、消費者に魅力をPRし、農林水産物の消費拡大を目指し設立された。一次産品と調味料、加工食品、中食、飲料の5つのカテゴリーに分類される。最終審査委員10社はそれぞれ、受賞産品1品を選び、自社流通網に沿って消費者に販売、提供する。
今年は全国から1491産品の応募があり、その中から最終審査委員企業のバイヤーらが書類審査を通じ100産品を決定。5日に行われた検品会では、味やパッケージなどを確認した。最終審査会は10月17日に行われ、会場では生産者が産品の概要やこだわりなどをアピールする。
また、今回初めて、消費者が決める「特別賞」を設け、5産品(各カテゴリー1産品づつ)を表彰する。投票は、10月1日~10日までロンギングハウス新宮前で開催される「フード・アクション・ニッポン」で実施。食堂では、1次審査を通過した100産品を組み合わせた定食メニューを数種類用意する予定だ。