絵の中に隠れた家光を探せ 羽田空港でAR作品を展示
2019年9月12日(木)配信
文化庁は9月27日(金)まで、羽田空港国際線ターミナル5FでAR(拡張現実)作品「屏風から家光を探せ,からの,取り出す江戸時代」を公開している。同作品は、国立歴史民俗博物館所蔵の「江戸図屏風」、「江戸橋広小路模型」モチーフに開発ユニットAR三兄弟が制作した。
挑戦者は、端末を同階はねだ日本橋にある9枚の絵にかざし、絵の中に隠れた徳川家光を探しだす。家光を見つけると、画面上に江戸時代の風景がAR技術によって再現される。
文化庁は現在、日本各地域の豊かな文化資源の魅力を新たな視点で表現したアーティスト・クリエイターのメディア芸術作品を空港などで展示する、「空港等におけるメディア芸術日本文化発信事業」を訪日観光客向けに展開している。