国内初、キャンピングカー含む車中泊仕様のカーシェアサービス「バンシェア」開始へ
2019年9月13日(金) 配信
Carstay(宮下晃樹代表)は10月下旬から、車中泊可能な“バン(VAN)”などの車を共用/シェアできる新サービス「バンシェア」を始めると発表した。国内初のキャンピングカーを含んだ車中泊仕様のカーシェアサービスとなる。ユニークな宿泊体験と交通の便が悪い地域にも足を延ばせる強みを生かし、新たな旅のカタチとして定着を狙う。
キャンピングカーを含む車中泊仕様のバンを、使わない間は使いたい人にシェアしたい「ホルダー」と、必要な時に好みのバンを使ってバンライフを楽しみたい「ドライバー」をマッチングする。
バンシェアで、ドライバーは「旅の企画」「車の手配」「体験・宿泊拠点の予約」が一元的にできるようになる。共同使用契約とすることで、これまでのキャンピングカーをレンタルする料金よりも、「比較的安価で利用することができる」(同社)という。
サービス開始に先立ち、9月20日からはホルダーとドライバーの事前登録を始める。バンの登録は無料。10月15日までの期間中に事前登録したドライバーには、「バンシェア」10%割引クーポンを配布するキャンペーンも始めた。
同社は車中泊・テント泊スポットを検索・予約・決済できるシェアサービスを2019年1月にスタートした。車中泊スポットは現在約120カ所にまで増えた。一方、「車中泊をしてみたいが車中泊可能な車を持っていない」という声が多く、今回の新たなプラットフォームを作り上げた。
キャンピングカーの国内保有台数は11万2500台と右肩上がりで、 過去15年間で2倍も伸びているという(日本RV協会調べ)。同社は、 2020 年の東京五輪までに「バンシェア」のバン台数を100台以上、 車中泊スポット数1000カ所の登録を目標に据える。
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