ブッキング・ドットコム、「ウォーキングツアー」に最適な人気都市7選を発表 ラオス、ロシア、イギリスなど
2019年10月1日(火) 配信
ブッキング・ドットコム・ジャパン(アダム・ブラウンステイン代表)はこのほど、ガイド付きのツアーや本格的なハイキングコース、のんびりとした散歩など、「ウォーキングツアー」に最適な世界の人気都市7選を発表した。
世界の30の国・地域で2万人以上を対象に行った調査によると、今年の休暇で、旅ナカ体験を計画している世界中の旅行者のうち、40%[1]が「ウォーキングツアーに興味がある」と答えた。
旅先の雰囲気をすぐに味わえるだけでなく、良い運動にもなり、普段とは異なるさまざまな景色を楽しむことができるなど、ウォーキングツアーに世界で人気を集めている。
□トロワ・リヴィエール(カナダ)
ウォーキングツアーの観光地として同社利用者から高評価を得ているトロワ・リヴィエールは、北米でも人気の高い都市。日中はトロワ・リヴィエールの旧市街を巡ると、 歴史ある街並みを楽しむことができ、 50余りの建物の歴史は1650年までさかのぼるという。
美しいアーチ状の橋がセント・ローレンス川を横切るラヴィオレット・ブリッジの散策もおすすめで、夜は人気のフォルジュ通りへ行くと、セント・ローレンス川からベルフィユ通りまで続く界隈に、多くのバーが軒を連ねている。
おすすめの滞在先:
古風で趣のある ジーテ・ロイセル(Gite Loiselle)は街の中心部、トロワ・リヴィエールの歴史的中心地に位置する。「まるでタイムスリップしたかのような感覚で滞在を楽しめる」(同社) 。 多くのレストランやカフェ、美術館が見つかるセント・ローレンス川まで歩いてすぐの距離にある。
(クチコミスコア10点満点中、 9.8点を獲得)
□ビエンチャン(ラオス)
同社利用者によると、ビエンチャンは東南アジアのウォーキングツアー観光地としてもっとも人気が高く[2]、昼夜を問わずウォーキングツアーを体験できる。
日中は、フランス植民地時代の建物が並び立つ広い大通りを歩きながら、ワット・シーサケットの仏教寺院やタート・ルアンの仏塔などを見ることができる。夜は川沿いに広がる夜店や、屋台の食べ物を満喫できるビエンチャンナイトフードマーケットまで足を運んでみるのがおすすめ。
おすすめの滞在先:
バーン1920sホステル(Barn1920s Hostel)は、 ビエンチャンの中心部に位置していて、 ラオス国立博物館に近く、 人気のナイトマーケットまでも徒歩3分の距離なので、 街を歩いて探索したい方に最適です。 一日の始まりはビュッフェ式の朝食を楽しみ、 その後、 ワット・シーサケットの寺院、 タート・ルアンの仏塔、 チャオファングムの像など、 近くの仏教遺跡を訪れるのがおすすめです。
(クチコミスコア10点満点中、 9.4点を獲得)
□オレンブルク(ロシア)
休暇をヨーロッパで過ごしたい、 観光地を徒歩で巡りたいという人には、 ヨーロッパの観光地として同社利用者からもっとも人気のあるロシアのオレンブルグがおすすめ。
昼はヨーロッパとアジアを結ぶ象徴となっている歩道橋を歩いたり、夜はアルマダ・モールで夜遅くまでショッピングやエンターテイメントを楽しめる。
おすすめの滞在先:
オレンブルクの歴史的中心部に位置する グランド・ホテル(Grand Hotel)は好立地なうえ、サウナや屋内スイミングプールなどが自慢。
ウラル川まで徒歩至近ほか、ホテルから徒歩10分の範囲内にさまざまなショップやカフェがあり、ウォーキングをしながら街並みを楽しむことができる。
(クチコミスコア10点満点中、 9.2点を獲得)
□エディンバラ(イギリス)
同社利用者から支持されているウォーキングツアー観光地として人気なのは、中世の都市エディンバラ。
日中は有名なエディンバラ城やアーサーの玉座をのんびり散策してから、 地元のジンを試し飲み。夜は一転、ダークサイドウォーキングツアーに参加してエディンバラのぞっとするような暗い過去の物語を聞いてみるのがおすすめだ。
このほか、ハリー・ポッターのウォーキングツアーやローモンド湖、 スターリング城、ケルピーへのハイキング旅行などもある。
おすすめの滞在先:
Mマイ・クオーター・マイル・アパートメンツ(My-Quartermile Apartments)はさまざまなバーやカフェ、レストランに囲まれたエディンバラの中心街にある。エディンバラ城へは徒歩20分以内。
旧市街と新市街はユネスコ世界遺産に登録され、エディンバラ城とホリールードハウス宮殿を結ぶロイヤルマイルも「見逃せない」(同社)という。
(クチコミスコア10点満点中、 9.1点を獲得)
□大邱(韓国)
韓国では、アジアのウォーキングツアー観光地としてとくに人気が高く、同社利用者からも支持されている大邱(テグ)がおすすめ。
テグには昼も夜も徒歩で探索できる場所が多くある。昼間はテグの路地を散策しながらジンコルモク通りのフードコートや三徳洞の壁画を眺め、ドゥリュ公園を訪れるなどウォーキングには最適だ。
夕方はアプサン公園の夕陽や森が織りなす風景のなかをハイキングできるほか、幻想的なスソン湖も楽しめる。
おすすめの滞在先:
アエガ・ハノック・ゲストハウス(Aega Hanok Guesthouse)はリーズナブルな予算で最高のもてなしが受けられると同社利用者に好評の宿泊施設。西門市場やドゥリュ公園、大百プラザなど、 近くの観光スポットにもアクセスがいい。
(クチコミスコア10点満点中、 8.9点を獲得)
□ウィーン(オーストリア)
ウィーンの美しい都市を散策するプランでは、 アートやデザインに興味がある人におすすめのシェーンブルン宮殿や聖シュテファン大聖堂、ベルヴェデーレ宮殿、 新ゴシック様式のウィーン市庁舎など、多様な観光スポットがある。
ウィーンは交通機関が充実しており、歩き疲れたら路面電車に乗って、地図を広げて自分だけの観光プランを立ててみるのも一興。
同社は、ウィーンのルートヴィヒ財団近代美術館で10%OFFや、ホップオン・ホップオフ・バス&シティウォークで20%OFFなどの割引クーポンも発行している。
おすすめの滞在先:
ビジョン・アパートメンツ(Vision Apartments)は、 聖シュテファン大聖堂から徒歩でわずか5分。シェーンブルン宮殿やフンデルトヴァッサーハウスに直行できるシュヴェーデンプラッツ駅まで歩いてすぐの場所にあり、散策好きには最適な立地だ。
(クチコミスコア10点満点中、 8.5点を獲得)
□クリアカン(メキシコ)
クリアカンは、ラテンアメリカのウォーキングツアー観光地として同社利用者からの支持が高い。
日中は植物園で新鮮な花を楽しめるほか、バチカン公認の聖母出現の地でもあるグアダルーペ寺院で落ち着きと静けさを求めるのもおすすめ。
夕方は安価で味に定評がある屋台をまわり、郷土料理のチロリオ(メキシコのシナロア州の料理で豚肉をチリソースで揚げたもの)や、マチャカ(乾燥させた豚肉または牛肉を伝統的なスパイスで味付けした料理)など、新鮮なシーフードを堪能することができる。
おすすめの滞在先:
クリアカンの市内中心部にあるホテル・ロス・トレス・リオス(Hotel Los Tres Rios)。散策のあとは屋外のプールで涼しくひと泳ぎできるほか、ホテルのレストランで世界各地のおいしい料理を味わうことができる。
(クチコミスコア10点満点中、 8.3点を獲得)
[1]調査は同社によって、 過去12カ月の間に旅行に出かけた、または今後12カ月間以内に出かける予定のある成人を対象に独自に行われたもの。回答者は計21,500人(オーストラリア、 ドイツ、 フランス、 スペイン、 イタリア、 中国、 ブラジル、 インド、 米国、 英国、 ロシア、 インドネシア、 コロンビア、 韓国からそれぞれ1,000人、 日本、 ニュージーランド、 タイ、 アルゼンチン、 ベルギー、 カナダ、 デンマーク、 香港、 クロアチア、 台湾、 メキシコ、 オランダ、 スウェーデン、 シンガポール、 イスラエルからそれぞれ500人)。 回答者は2018年8月10日から8月30日までにオンラインで調査に回答した。
[2]同リストは、ここで紹介している観光地に旅行したことのある、世界各地の同社利用者からのおすすめ情報に基づいている。掲載された目的地には、 「ウォーキングツアー」のテーマにおいて500回以上おすすめされた中から、その回数がとくに多いものが選出されている。
※クチコミスコアは過去2年間(2017年9月~2019年9月)に集計されたユーザーの各カテゴリー(清潔さ、快適さ、施設・設備、スタッフ、お得感)の点数を合計し、その合計点をもとに算出している。