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1秒に平均7人が民泊にチェックイン 「かつてないほど増加傾向」 ブッキング・ドットコム

2019年10月15日
編集部:平綿 裕一

2019年10月15日(火)配信

バケーションレンタルイメージ

 民泊施設を予約する旅行者が増えている。ブッキング・ドットコム・ジャパンは10月15日、別荘などを一棟貸ししたりする「バケーションレンタル(民泊)」にチェックインする旅行者が、1秒あたり平均7人に上ると発表した。ルイジアナ州ニューオーリンズで開催されたバケーションレンタル・マネジメント協会(VRMA)国際会議内で明らかにした。

 同社の調査によると「今年中に新しいタイプの宿泊施設に滞在する予定」と回答した旅行者は世界で43%となるなど、民泊といったこれまでと異なる宿泊施設を求めているニーズは「かつてないほど増加傾向にある」(同社)という※。同社だけでも、14万8000以上の旅行先に600万件に上るバケーションレンタルなどのリスティングが掲載されている。

 一方で、同社は需要が急拡大していることを受け、短期貸出業界では初となる客観的なランク付けシステムなどを新たに導入した。これまで同社ではバケーションレンタルタイプの宿泊施設をランクで検索することはできなかった。

 全世界のアパートメントやヴィラ、別荘といったバケーションレンタルタイプの施設が、条件に当てはまれば対象となる。ランクはロケーションや施設の大きさ、客室備品・アメニティ、管理画面に施設情報が網羅されているかなどさまざまな要素に基づいているという。

 ※調査は、過去12カ月間に旅行に出かけた、または今後12カ月間以内に出かける予定のある成人を対象に独自に行われたもの。回答者は計2万1500人(オーストラリア、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、中国、ブラジル、インド、米国、英国、ロシア、インドネシア、コロンビア、韓国からそれぞれ1000人、日本、ニュージーランド、タイ、アルゼンチン、ベルギー、カナダ、デンマーク、香港、クロアチア、台湾、メキシコ、オランダ、スウェーデン、シンガポール、イスラエルからそれぞれ500人)。回答者は、2018年8月10日から8月30日までにオンラインで調査に回答した。

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